なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

カテゴリ:マラソン大会 > フロストバイトロードレース(横田基地)

前回記事で予告しました通り、2019年1月20日、東京都福生市の米軍横田基地で開催された「フロストバイトロードレース」に今年も参加しました。


参加賞のトレーナーは今年はこんな感じ↓(前/後)
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このトレーナーはアメリカのサイズなのでやや大きめです。私はMサイズですが、今回はSサイズにして、人にあげました。


ぜんぜん寒くなかった「フロストバイトロードレース2019」


ところで、私、嘘をつきました。すみません。

今年のフロストバイトは寒くなかった、ということです。

前回記事で、寒中水泳のような気持ちで挑むのが良いみたいなことを書きましたが、寒中水泳どころか、ポカポカ陽気で日なたで横になったら眠ってしまいそうでした(走ってる時はそれほど暑くはありませんでしたけどね)。
気合い入れて防寒対策をしてしまった方には申し訳ないです。
ウソの原因は地球温暖化です。

「フロストバイトロードレース2019」は2周回る


毎年微妙にコースが変わるのこの大会ですが、今回は滑走路の周りは通らずに、敷地内の入口に近いところを2周する周回コースでした。周回コースは、この大会では初めての経験です。

今回は、ハーフマラソンの半分なので1周約10.5kmですが、周回コースのつらいところは、先の周回の距離表示が見えること
まだ4kmくらいなのに15kmの看板が見えたりするので、「先の長さ」が意識されてしまいます。 そこから未来を先回りして、「もう一周してここにきてもまだ5kmもある」と変な計算をして気分が沈みます

はじめから21km走るから、先の看板を見ようが見まいが同じだと思うのですが、実は心理的にはけっこう違うようです。人間はやはり心が大切な生き物なのでしょうね。

私のレース模様 in「フロストバイトロードレース2019」

では、当日の私のレースを振り返ってみます。

会場到着 ~ スタート

レース前のコンディションは「ふつう」と前回書きましたが、幸い風邪も引かず、ふつうのコンディションを維持したままレースに参加できました。

会場到着は9:30
入口で恒例の本人確認と荷物チェックを受けて会場に入ります。そのあとは人の列が続き、人ごみをかき分けて参加賞のトレーナーをもらいます。

その後も、人渋滞のまま進み、スタートとゴールのゲートを確認。あとは適当に、周辺の芝生地帯でそれそれ場所を確保して着替えをすることになります。

P1200074s

P1200075s

今年は快晴で温かく、とても楽でした。雨が降ったりすると大変です。皆さんいろんなことを想定してか、テントを張っている方が非常にたくさんいました。

整列 ~ スタート

ハーフマラソン部のスタート時刻は11:00。この遅い時刻ゆえに私のような遠方の参加者も出場しやすくなっています。

暖かい日差しを受けながら着替え。防寒対策に長袖のインナーを着てきましたが、走ると暑くなるのでこれを脱ぎ、アームカバーすらも着けませんでした。ただ、日影に入ると肌寒く気温自体はそれなりに低いとわかりました。

整列前にトイレに寄ると、男子の小トイレはすぐに入れました。
スタート地点に整列したのは、15分前の10:45分。日影は寒いので、日が当たるところにいました。日が当たっているとまったく寒くありません

10分前くらいから、スタートラインから声がして、英語で「5分前」などと言っているようでした(よく聞き取れませんでしたが)。やがて、3分前くらいでしょうか、一度「パン」という音が聞こえたので、ピストルの試し撃ちでもしたのかと思いました。

やがて、スタート時間の11:00。スタートしましたが、号砲は鳴りませんでした。きっとあの「試し撃ち」は、誤って鳴らしてしまったのでしょうww。やはりフロストバイトはこうでないと楽しくありません。

スタート~5km

走り出すと、まあまあの人ごみです。箱根駅伝の大東文化大学の選手を思い出したので、転倒だけはしないように気をつけました。コンディションは悪くなさそうですが、前の日に誘われて少しだけ飲んでしまい、その影響が気になりました。

コースはカーブ(曲がり角)が多いので、コーナリングに気を使います。ここでもうまく走らないとタイムが落ちてしまいます。

天気が良く暑いと思ってしましたが、意外とそうでもなく、風が吹いていて暑く感じませんでした。気温としては走りやすかったです。

最初の5kmまでは、キロ4:15で行きました。そのままで行けたら、1時間半でゴールできる計算です。しかし、5km走ると、このペースは無理だとわかりました。このペースでは体に余裕が無かったからです。ハーフを走り切るには、まだまだペースを上げられるという感触が必要ですが、そんな余裕はどこにもありませんでした。

5km ~ 11km

5kmを過ぎると、自然とペースが落ちてきて、キロ4:20くらいになっていました。 途中のエイドでは、ゲータレードが用意されていましたが、紙コップや置き場から水とゲータレードを見分けることができません

同じ紙コップの手渡しで、中身の違いを知るには、基地のスタッフの声を聴き分けるしかないのです

スタッフA:「Water」
スタッフB:「Gatorade」
スタッフC:「・・・」

と、こんな具合です。

アメリカ人だから英語の発音がいいんですよね。ゲータレードは「ゲラレー」ですよ。
時々、「ミズー(水)」という人もいて、ちょっと面白かったです。私はゲータレードが欲しかったのですが、2回ほど水を取ってしまいました。

ペースは4:20くらいでねばりつつ、1周目を終えました。

11km ~ 17km

ハーフを過ぎるとだんだんしんどくなってきました。「前夜の酒のせいか?」などと考えましたが、原因がわかったところで、早く走れるわけではありません。ペースメーカーになりそうな人を探しました。

何人かについていきましたが、自分のペースが遅くなり、ついていけません。そんな中、10mほど先を走るオレンジ色のTシャツの男性が、私の合わせるかのようにペースが落ちてくるのです。私が誰かに抜かされれば、その男性も抜かされる。完全に同じペースでした。
いずれ落ちてくるかとも思いましたが、私が追いつこうとしても、なぜか追いつけない。けっこう、二人とも限界で走っていたのでしょうw。
とにかく、オレンジのTシャツだけは見失わないように走りました。

途中で先頭の方のランナーとすれ違いましたが、周回遅れのランナーたちとすれ違うのが大変そうでした。同じ道を折り返す部分があるコースなので、道の両車線に向きが違うランナーがいるのです。途中、「通りますっ」と叫んでいる先頭グループランナーもいて、これも「フロストバイトらしいや」と思ってしまいました。このランナーには同情しますけどね。

17km ~ ゴール

残り4kmとなると、レースをどう締めくくるかを考えますが、今回は正直なところペースを上げる余裕がありませんでした。ただ、オレンジTシャツを見失わないようにするだけ。

18kmの表示はたぶんなかったと思います。「18km、まだかなあ」と思っていたら、突然19kmの看板が出てきたので、急に嬉しくなりペースが上がりました。

「あと2kmで終わる」と思うと元気になって、オレンジTシャツの男性を抜きました。やがて、気力を振り絞って20km通過、そしてついに21kmの看板をすぎました。

21kmといえば、ふつうはもう終わりです。しかし、21kmからが長かったw

計算上は21kmを過ぎると100mのはずですが、角を曲がってもゴールが見えない!もうひとつ曲がっても見えない!一体どこなの?と思っていると最後にゴールがありました。

結局、21kmの表示から300mくらいあったでしょうか。21kmから長くするのはしんどいからやめてほしいですねw

そんな感じで、最後にダマされつつもゴールできました。
記録はネットタイムで1時間30分台。
まあまあですが、自分の時計では、距離が100mくらい短いことになっています。 本来の距離なら、私の記録は1時間31分くらいでしょう。

来年はわからないけどまた会おう「フロストバイト」!

今年もまたフロストバイトロードレースを完走することができました。私の1年のマラソンレースの始まりを告げる恒例行事です。

コースや時間の変更が毎年あって、飽きることがありません。スタッフの米軍関係者の皆さんも、日本人にはないテンションで応援してくれるのでとても嬉しくなります。

Keep Going!

今回はスタッフの皆さんの声援から、こんな言葉を覚えました。ありがとうございます。

来年は来れないかもしれませんが、またこのレースを走って1年のランニングをスタートできたらいいなあ、と思っています。

さて、今週末は私にとって毎年の恒例行事になっている「フロストバイトロードレース」が東京都の米軍横田基地で開催されます。もしかすると、もう10回目の参加となるのかもしれません。(参加しなかった年があるような気もしてます)

初めての参加から参加賞のトレーナーをもらっているので、家に何枚もあります。トレーナーをくれる大会はあまりないので良いのですが、正直なところ、ちょっと増えすぎました。トレーナーはあまり着ないからです。

地球温暖化の影響で、気温もすぐに高くなるので、長袖で生地の厚いトレーナーは着る場面も少なくなってしまいます。そうは言っても、いろんなマラソン大会の参加賞でもらうTシャツに比べれば、数は少ないものですけどね。もう段ボール箱に一杯です。

新年初レースとなるフロストバイトで今シーズンを占う


ところで、このレースに向けての今の私のコンディションは「ふつう」です。
いい大人が「ふつう」というのでは怒られてしまいそうですがw、率直に言って、良くもなく悪くもなく、といったところです。

なぜこのような小学生のような表現にしかまとめられないかというと、レース前の感触というのは、最後に走ったレースの感覚と、練習の感覚が問題となるからです。

練習は「それなりに」やっているけど、レースにしばらく出ていないから、実際にどれくらいで走れるのかわからない。なので、「ふつう」のコンディションなのですw 。

「それなり」の練習をもう少し詳しく書きますと・・・

今シーズンは、11月中頃から平日夜週3ほどの10kmのトレッドミルと、週末の20~30km走など、フル・ハーフのマラソン用の最低限の練習はこなしています。ハーフマラソンなら1時間30分は狙えそうな雰囲気です。しかし、自己ベストの28分台は微妙なところ。

総合的にみて、まあ、ふつうですねw 。
運が良ければ自己ベストも出るかもしれません。

フロストバイトの楽しみ方


自分のコンディションはそんな具合でしたが、大会についてはどうかと、過去に書いたものを読んでいただくと、何となく雰囲気はわかるかもしれません。(過去の記事はこちら)

改めて、フロストバイトロードレースを簡単にまとめるとこうなります。

1.アメリカ的感覚なので予想がつかない。


アメリカ人が日本で運営するというとても珍しいレースです。当然、日本人的ではなくアメリカ人的感覚が大会運営に表れます。

基地への入場の検査などは、この大会の醍醐味のひとつ(かな?)。また、基地の事情で、スタート時間が変わったり、レース途中でしばらくストップかけられたり、距離が短かかったりします。 そんな、アメリカ的な感覚を日本人的にどうとらえるかが問題ですが、楽しむか憤るかはあなた次第です

2.会場ではオリジナル商品が多い

マラソン大会といえば、各地方で町起こしの意味合いなどもあって、地元の名産品を売ったりします。それぞれの大会にそれぞれの工夫と面白さがありますが、どれも基本的に日本の観光地の雰囲気。

一方の横田基地マラソンは、地元の土地の名物など無関係。アメリカなのです。 米軍関係者らしき人たちが豚汁ではなくハンバーガーを売っていますし、売店では「YOKOTA」のマフラーやニット帽が売られています。 そんな異国情緒が横田マラソンの楽しみのひとつです。

3.風が強くけっこう寒いことが多い

今まで、このレースを何度か紹介しましたが、この大会は例年、風が強くて寒いです。
今、私は風が強いことで知られる浜松にいますが、今週はかなり風が強くなっています。遠く離れた横田基地には浜松の風は関係ないと思いますが、フロストバイトロードレースは同じくらい強い風が吹く大会です。そして、おそらく今週末も・・・
気温は、浜松よりも福生市の方が低いので、私にとっては寒さがこたえます。「フロストバイト」とは英語で「凍傷」の意味だそうです。実際には凍傷にはならないと思いますが、寒さは厳しい・・・

しかし、この寒さの中を走るのがこのレースの楽しみでもあります。気分は寒中水泳ですマラソンなんてものは、つまるところ、物好きがやる変な趣味です。せっかくなので、この寒さも楽しみたいところです。

もはや一年のランニング生活の始まりを告げる恒例行事

なぜか、このレースが近づくと、ブログに書きたいと思いようになります。理由を考えると、私にとって、この「フロストバイトロードレース」は一年の始まりを告げる恒例行事となっていることに気づきました。

スポーツイベントとしては運営や天気など、日本人としてはやや難しいと感じる部分がないことはないです。とはいえ、このレースは日常的に参加するマラソン大会とは違う独特の雰囲気があります。

異界」とも言えるこの大会に参加することには、私には初詣をする感覚に近い何かがあるような気もしないではない。いや、むしろ芸能人が正月にハワイに行く感覚でしょうか?w

今週の日曜は、せっかくなので、寒さと強風で身を清め、1年の豊作と無病息災を祈りつつ走らせていただきます!


米軍横田基地(東京都福生市)で行なわれた「フロストバイトロードレース2018」(1月14日開催)に今年も参加してきました。
今回で9回目の参加となります。

この大会は例年冷たく強い風が吹き、とても寒いです。とはいえ、近年の温暖化の影響で数年前の大会はかなり暖かいこともありました。
私は「寒いのが好き」というわけではありませんが、「寒さが売り」のこの大会についてはあまり暖かいと拍子抜けしてしまいます。
今年はどうだったかというと、大会名の「フロストバイト」らしいしっかりした寒さで、冷たい風にやられつつもしっかりと大会の醍醐味を味わいました。
では、今回の大会参加の様子をご報告いたします。

レース前

会場の横田基地には朝イチの新幹線に乗って移動し、9時半ごろに到着しました。
例年のごとく、身分証と参加賞を入口で見せて、簡単な荷物検査を済ませて会場入り。
一応、アメリカ人らしき人に「グッモーニン!」「センキュー」などと挨拶して、アメリカ気分を味わいました。
続いて、参加賞のトレーナー(今年は赤)をもらって、東京の友人を探して合流。
彼とは1年ぶりの再会となりましたが、1年があっという間すぎて変化を感じませんでした。

今年はゼッケンとチップが自宅に郵送されてきたため、引き渡しの時間が短縮されて効率がよくなりました。
しかし、今年は横田基地内は工事が多く、着替えの場所やアップのグラウンドなど使える場所が少なくなっていました。

ところで、昨年トランプ大統領が来日した際には、この空港に到着したそうです。大統領来日が今回の工事には関係がないと思いますが、来年も参加するつもりの私としては、はやく工事を終えて欲しいと思いました。


コース変更

今年のコースは大会HPに掲載されています。
今回は2周で完走する周回コースとなりコースマップも掲載されています。
しかし、ご覧になった方は気付かれたかもしれませんが、公式のコースマップは距離の表示がめちゃくちゃです。3周するような距離表示になっています。
(この厳密でない感じがこのレースの特徴でもあります、笑)

実際は下の地図の表示のようになり、2周でハーフの距離21kmを走ることになります。
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レースの模様

●スタート

天気が良かったため、屋外の日当たりのよい芝生の上で着替え、間もなくするとスタート30分前(10:30)になっていました。アップする時間もないため、トイレに寄ってスタート地点に並びました。
気温は予想していたほどは寒くなく、スタートライン前のランナーの集団の中にいると暖かい気すらします。
シューズはターサージール。ベストタイムの更新は狙わないので、ウェーブエンペラーではなく、古いターサージールを選びました。

やがて、スタート時間の11:00。腕時計のGPSを操作していて、号砲があったかどうか覚えていません(笑)。みんなが動き出したためスタートとわかったという始末。私は、周りのランナーたちとともに少しずつ動き始めました。
スタートのゲート手前はランナーたちが左右にあふれていたため、わずかな距離でしたがスタートラインまでなかなかたどりつきませんでした。
そしてようやく、1分ほどでスタートラインを通過しました。


●スタート~3km

5kmくらいまでは様子見と思い走りはじめました。
前回の袋井マラソンは風邪で欠場。今シーズンは出遅れてしまったためどの程度で走れるのか感触がつかめていません。
今シーズン参加できたレースは、11月のジュビロ磐田マラソンのみ。この時は必死で走って1時間40分だったので、今回は1時間35分切るのが最低限の目標。そのためにはキロ4分30秒が目安になります。

最初の1kmは前のめりのスローペースランナーたちをかわしたり、呼吸を整えたりして、冷えた身体があたたまるのを待ちました。
今年はコースが変更されているため、どんなペースがふさわしいのかもわかりません。
やがて3km地点くらいになり、時計を確認するとだいたいペースはキロ4分25秒。とくに苦しくもなく、このままのペースなら最後まで余裕で走れる感触がありました。
しかし、かなりの強風。進行方向によって、向かい風になったり追い風になったり大変です。
横風になったときはフォームが崩れて、身体が傾きました(笑)。

そして、恒例のペースランナー選びですが、3km地点から、すぐ前に同じくらいのペースで走るの「赤いアームウォーマーの女子」をマークしました。その先には、「ロングヘア―の男性」がいたのでこのひとも目安にしました。


●3km~7km

だいたい自分のペースがつかめて、「なんとか1時間35分は切れそう」と安心したところで、友人の存在を思い出しました。
「そういえば、自分の後ろをついていくと言っていたなあ・・・」ということで、チラッと後ろを振り返るとビックリ。彼が後ろについていました。背後霊か(笑)。
しかし、こちらも必死なので、会話などしていられませんし、いちいち気にしていては自分のペースが乱れそうです。それ以降は一度も振り返りませんでした。ただ、時どき彼の足音らしきものが聞こえてくるので、「ついてきているだろうなあ」とたまに思い出すくらいでした。

5km付近の第一給水ポイントでは「ゲータレード」をとりました。
ドリンクは基地の皆さんが手渡ししてくれます。
「ゲラレー」と英語発音で紙コップの中身を教えてくれるので、水と間違えずにとることができました。
うーん、やっぱりこのアメリカチックな雰囲気が好きです。
第一エイドでは喉が渇いていたのでゴクゴク飲みました。
ペースはだいたい4分25秒を維持。

ロン毛兄さんはいいペースでほとんど差は変わりません。赤アーム姉さんは、私よりも少しペースが速く、気がつくとロン毛兄さんをパスして視界から消えてしまいました。


●7km~10km

7kmくらいになると身体もかなり走りに慣れてきました。
身体がうごくようになったので少しペースを上げたいところだったのですが、強烈な北風が向かい風になりペースが上がりません。
まわりを見るとだいたい同じ顔触れです。
そんな中でも、いろんなペースのひとがいて、抜くひと抜かれるひと様々です。
ここで、いいペースを保っていたロン毛兄さんが、強風のためかペースを落として脱落。

私の友人はといえば、足音が聞こえるのでまだ後ろについているようでした。8.5km地点の折り返しですれ違うとニヤリと笑いました。
強風は、折り返すと追い風になります。これで走りが楽にはなるものの日差しは正面。ペースも自然と上がってしまい、追い風はやや暑い

そうこうしているうちに10km地点。この辺りで最初のコースにもどり、2周目に突入しました。

●10km~16km

2周目は、距離の調整で、1周目とは微妙に違うコースを通ります。
13km手前に調整ルートがあり、ここではパンを焼いているようないい匂いが・・・
嗅覚を刺激され食欲がわきましたが、走りへの影響はありませんでした。

そして、ロン毛兄さんが息を吹き返したらしく、後方から私を抜き去っていきました。力を蓄えていたのでしょうか。パンの香りのおかげかもしれません。
私のペースはほぼ変わらず、キロ4分20~25くらい。ペースは風向きによって少し違いがでる程度のイーブンペース。

そうこうしているうちに、最初に差をつけられて見えなくなった赤アーム姉さんが見えてきました。彼女を少しずつ追い上げて、15km過ぎのエイド(第一エイドと同じ)の辺りで捉えました。
このエイドでは再び「ゲラレー」をいただきました。アメリカ的でいいなあ、思いました(たぶん2回目も)。


●16km~19km

16km地点になると、「あと5km」と思い、少しペースを上げました。
しかし、この辺りで新しいライバルの登場です。
「自転車チームのような格好の女子」が私の横まで追い上げてきて、彼女の仲間たちとすれ違う度に、大きな声であいさつしながら走っているのです。大きな声を出していますから、彼女はその分だけ体力を使っているはずです。黙っているだけの私が、大きな声の女子に負けてはなりません。少し引き離すべく頑張りました。

そして、17km付近でロン毛兄さんがペースダウンしたので、追い抜きました。ここで後ろにいるはずの友人を思い出しましたが、振り返るのが面倒なのでそのまま前を向いて走りました。足音は聞こえているのでついてきているのでしょう。

そうこうしているうちに、自転車女子がペースを上げて、一気に私を抜き去っていきました。しばらく食らいつきましたが、じわじわと差が広がりつつ残り2kmを迎えました。

●19km~GOAL

残りは2km。折り返しで追い風に変わり、まわりの皆さんのペースが上がりました。自転車女子は安定した走りで、追いつきたくても全然追いつきません(くやしいー)。
後ろにいるはずの友人にはすれ違がわないのでピッタリうしろについているのでしょう。こちらについては、何とか引きはなしたいと思いペースを上げました。19km目の1kmのラップタイムは4分10秒なかなか熱い戦いです。

自転車女子は、並んだ男子とデッドヒートを繰り広げています。後方から観戦する私もそこに参加したかったのですが、追いつくどころか差が開いていきます。

最後の1kmは気合いです。毎回どんなレースもそうなのですが、今回も気合いでペースを上げました。
そして、直線から右に曲がったところがゴールだと思い全力のダッシュ!
しかし、曲がった先には、ゴールがない!。勘違いでした(笑)。
ガックリきて一気に疲れが来ましたが、最後の気力を振り絞って2人くらい抜いてゴール!
タイムは1時間31分(ネットタイム)でした。


レース後

ゴールすると、自転車女子が余裕でバナナを食べながら、彼女の仲間たちと歓談していて、私は完敗したことを思い知らされました。

私の後ろにつけていたはずの友人を待ちました。すぐに来ないので残り2kmで引き離したのかと思いましたが、2分くらい待っても来ません。
汗で身体が冷えてきたため、彼を待つことは諦めてさっさと着替えにいきました。
5分ほど経って彼が現れ、話を聞くと、どうやら13kmあたりでペースが落ちて差が付いたらしいです。私はずっと彼の足音を聞いていたはずでしたが、赤の他人の足音だったらしいです。
見えない亡霊みたいたものを背後に感じていたんですね。


まとめ

今回は、調整が遅れてどの程度で走れるのかわからない中での出場。序盤は、完走するための体力や、予期せぬアクシデントの可能性も考えて、慎重なペースをで進みました。
幸いどこにも問題なく、ラストはペースを上げることもできたので、次のレースではもう少し速いペースでもいける感触をつかみました。
この後のレースには、背後霊のようにくっついてくる友人もいません。次回のハーフマラソンは1時間30分を切りたいところです。

今年もフロストバイトロードレースに行ってきました。今年で8回目の参加となります。

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●天気は良好!

寒波のため「今年のフロストバイトは厳しそう」と先週お伝えしましたが、横田基地に向かう電車では外は無風状態。これは意外と良いコンディションかもしれないと期待して牛浜駅に9時15分頃到着しました。
ホームに降りても、風はない。
気温はマイナス2度。快晴。
走るにはまったく問題なし、いや、絶好のコンディションでした。
奇跡!(天気予報に振り回されて私が狼狽していただけかもしれません。)


●横田基地の検問通過しスタートラインへ

基地の門を通るとすぐに、恒例の本人確認と荷物検査があります。英語が得意ならここで軽いジョークでも入れて会話できるかもしれませんが、英語の練習まではしてこなかったので「センキュー」と言って終わりでした。進歩なし。

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   恒例の検問の様子


スタートは11時ちょうど。
ゼッケンをもらいトレーナーをもらい(今年の色はグレー)、真っ暗な米軍テントの更衣室で着替えて、荷物をまとめて...とやっているうちに時間は10時20分ほどに。トイレに並んで用を足すとスタート10分前で、急いでスタート地点に並びました。
 

●レーススタート 

気温は低くても風がないため待っていてもそれほど寒くありません。ジャンプや足踏みをしてスタートを待ちました。
この日は、右足裏と膝の調子がイマイチだったため、様子を見ながら走ることにしました。目標はネットタイムで1時間33分切りですが、もし足が痛くなればスローダウンの予定。

程なくして号砲がなり11時ちょうどに競技スタート。時間におおらかな大会ですが、今回のスタート時間は正確でした。


●スタート~1km
 
スタート後少しは渋滞気味で焦りました。どんなレースも私レベルでは前が詰まるので仕方ないですが、明らかに申告タイムより遅いペースの人が老若男女どんなレースでも必ずいます。自分の実力の位置でスタートしてほしいものです。1kmぐらいまでは、キロ5分ペースでした。

今回のコースの序盤はこれまでとは逆回りでした。建物の工事をしていたので、その影響ではないかと思いますが、本当のところはわかりません。

●1km~3km 

GPS時計の表示モードが知らぬ間に切り替わっていて、1kmあたりのペースがわからなくなりました。見慣れない数字が出ていたのでもしかすると、寒さで何かがおかしくなっていたのかもしれません。最初よりはペースをあげたので、キロ4分30秒くらいではないかと思います。
レース序盤は足の裏が痛くて、よい接地方法を模索しながらの走りとなりました。

●3km~6km

時計のペース表示が可能となり、だいたいキロ4分27秒くらいで淡々と走りました。
応援の数は少ないですが、アメリカ人のお姉さんの応援は陽気で熱く元気です。「フォー」っていう声はやはりアメリカですね。日本人は普通あまり言わないと気づきました。
途中スーパーマンのコスチュームのランナーがいて、何度も立ち止まって写真を撮っていました。その度にこちらが通り過ぎるのですが、いつの間にか抜かれていて・・・の繰り返しでした。さすがはスーパーマンです。

●6km~12km

建物を抜けて、滑走路まわりのコースになります。ここにくると例年風があるのですが、今年は無風でラッキーでした。ここも淡々と同じくらいのペースで走りました。エイドの飲料は水だけでしたが、折り返し地点では、オレンジ色のスポーツドリンクがありました。オレンジもあったみたいです。気温は0~-1℃くらいですからそれほど給水は必要ありませんでした。

●12km~17km

折り返しをすぎてから少し足が疲れてきました。特に問題もなさそうなので同じペースで走っていたら、付かず離れずで走っていた小柄な女の子が前に出て少し離されました。時計をみるとすこしペースダウンしていたので、慌てて立て直しました。そして、14kmくらいから少しだけ周りのペースが上がったようです。

●17km~19km

残り4kmくらいから同じくらいで走っていた緻密な感じの男性がペースを上げてきて、私の前を行く小柄女子を抜きました。なんとか緻密男性についていこうと頑張り、小柄女子を抜きました。そこに伏兵のタンクトップ女子があらわれて豪快に私を抜き去っていきました。すげえ、と感心しました。躍動感です。

19km~21km

19kmからはもう必死です。足の心配もないのでペースアップ。キロ4分15秒くらいで必死。19kmからはさらにがんばったのでキロ4分10秒ぐらいではないかと思います。後ろに息の荒い男性がいてずっと後ろから息づかいが聞こえていましたが、残り300mでかわされました。最後の粘りがないのが文化系です・・・

●GOAL

フィニッシュタイムはネットタイムで1時間33分でした。距離は今年はほぼぴったりでした。短ければもっと良いタイムのはずなので残念にも思いましたが、正しい距離で出した記録が正しいです。はい。

ゴール後はバナナが用意されていましたが、寒かったのでちょっと手が出ず。昨年まではWEB完走証でしたが、今年はその場で印刷してもらうことができました。毎年、すこしずつ変化がある大会です。

●まとめ
寒波がやって来てどうなることかと心配しましたが快晴で風もなし。無風で気温が0度位ならかなり走りやすいとわかりました。ゴール後は寒くて震えましたが、今年もかなり楽しめました!横田基地の皆さんありがとうございました。

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   米軍テントの更衣室(中は真っ暗で軍事作戦気分も味わえた)



いよいよ次の日曜日に恒例のフロストバイトロードレースが迫ってきました。

昨年の記事(「フロストバイトロードレース2016」)でお伝えしましたが、前回は自己ベストを出すことができました。しかし、今年のレースは少し厳しそうです。


こちらをご覧ください。

2017年1月15日天気予報東京

Yahoo!JAPANの「天気・災害」コーナーからの画像ですが、なんと東京の最高気温が8℃となっています。
東京の都心あたりの気温と思われるので、横田基地がある多摩地域・福生市の気温はさらに低いと思われます。

昨年、一昨年は、暖かく穏やかな天気で、走っていると暑いくらいでしたが、今年は「フロストバイト(Frostbite)=凍傷」の名前に相応しいような寒さが予想されます。私は今回で9回目の参加となりますが、天気予報を見るとかなり寒かった日の厳しさが思い出されます。


北風の対策を
 
フロストバイトの「ハーフマラソンの部」では、ランナーは滑走路の周囲を走ります。建物を抜け滑走路に出ると、吹きっさらし強風に襲われることを覚悟してください。
行きは北風が背中を押してくれますが、帰りは冷たい向かい風となります。しかも気温が低そうです。私は鼻水が出る方ですので、たぶん手袋でぬぐいながら走ることになります。寒いときの横田は、走り終えるといつも鼻の周りが擦れてヒリヒリと痛みます。鼻水が出やすい方は、何らかの対策を

それからもう一つ、注意すべきは砂嵐です。ハーフのレース中盤に差し掛かるころ滑走路外周の直線から左に曲がり林に向かいますが、その辺りに畑が多いのか、砂がもうもうと飛んでいることがあります。そんなに長い距離ではありませんが、目や喉の弱い方は自分なりの準備をしておいてください。特にコンタクトレンズの方はご注意を。私は目を細めて気合で駆け抜けます。


エイドについて

エイドは年々、内容が乏しくなっているような気がします。昔はオレンジとバナナがありましたが、昨年はドリンクのみだった気がします。スポーツドリンクもあったかどうか記憶が曖昧です(必死で走っていたのであまり覚えていません・・・すみません)。ハーフマラソンですので、私はエイドは水だけでも十分ですが、エネルギー&栄養の補給が必要な方は持参して走りましょう。


コースはフラット!

昨年も書きましたが、コースはフラットです。公認大会ではないので、距離が怪しいですが、自己ベストは出やすいですので、ぜひ狙ってみてください。寒さと風を想定して、うまく利用すれば予想外の好記録もあり得る?

アメリカンスタイル!

米軍基地を走るという珍しい大会です。公道ではないので地元の方の応援はありませんが、基地関係者のアメリカンな応援はテンションが高く、しかも英語です。「グッジョブ!」と言われます。私はこれが聞きたくて毎年参加しています。
また、飛行機の離着陸の都合で、途中でコースが数分遮断されたり、スタートが30分繰り上げなんてこともあり
ました(スタートが遅れるというのはわかりますが、早まるのは日本でもここだけではないか、笑)。


何が起こるかわからないフロストバイトロードレース。気温と風は厳しそうですが、今週末が楽しみです。 続きを読む

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