なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。 それ以来、50歳を過ぎた今も、なぜか走り続けています。 走ることにどんな意味があるのか? 「からだ」「こころ」「グッズ」「レース」「本」などから、走ることについて考える、ランニングブログです。

カテゴリ: 食事・栄養・サプリ・ドリンク

「1kg体重が減るとマラソンのタイムが3分縮む」という説をきいたことがあるでしょうか?

私はランナー仲間からこれを聞いて、前回のフルマラソンにはいつもよりも1.5kgほど体重を減らして出場。
減量の効果は確かにありました。
最初の10kmまでは身体が軽く自己ベストが更新できるかと期待したほど。この軽さは明らかに減量の効果でした。

ところが、20kmくらいから身体に変調が起き始めました。
お腹に差し込む痛みがきてペースダウン。
しばらくこらえて回復したところでエイドのバナナをひとかけ食べたところ、再び同じ症状が出てペースダウン。
30km過ぎからは体が動かなくなり、最後は胃が弱って気持ち悪くなり、必要な水分すらも体がなかなか受けつけてくれませんでした。結果は、何とかゴールしたものの、自己ベストには遠く及ばず・・・

練習では特に悪いところもなく、準備は比較的しっかりとできていました。なので、このレースの体調不良の原因は、フルマラソン前日まで続けた減量用の食事制限ではないかと考えています。食事制限といっても3食しっかり食べてはいました。しかし、少な目のご飯を前日の昼まで続けていたのです。最後の夕食だけは多めに食べましたが、遅かったのだろうか・・・

理屈から考えれば、体重が減ればその分の「おもり」を外して走るようなものですから、速く走れることは経験的にわかりますし、こちらの記事(「<めざせ>減量効果、数式で証明?」)によれば減量の効果はある数式を使うと試算できるとのこと)。

しかし、減量によるスピードアップ効果は、エネルギー不足によってあっという間に相殺されて消えてしまった

次の日曜日にフルマラソンを走りますが、今回は食事について少しナーバスになっています。

走ると筋肉が鍛えられます。
あまりにざっくりとした書き方で専門家の先生には怒られそうですが、たぶん本当だと思います。

体づくりのための栄養について時々本やネットで調べますが、筋肉をつけるにはたんぱく質が必要のようです。ここまでは誰もが漠然と知っているでしょう。

しかし、そのたんぱく質はどうやって筋肉などに変わるのでしょうか?これは私は詳しく知りませんでしたが、こうなるようです。

たんぱく質を摂ると、胃や十二指腸、小腸でアミノ酸に分解されます。このアミノ酸が小腸で吸収されて、体のあちこちに運ばれて体の組織を作る細胞に変わる。

アミノ酸が筋肉などの構成要素。そのアミノ酸を得るためにたんぱく質を摂る
こういうことなんですね。どうですか皆さん、ご存知でしたか?

では、本題に入りましょう。
そのたんぱく質。私は最近どうやってとるかというと、タイトルに書いた豆乳を飲むことによってです。

豆乳の良いところは、けっこうあっさりしていて飲みやすいところです。牛乳とはちがって匂いが少ない気もします。(匂いは好き嫌いの問題が大きい気がしますが・・・)

ただし、調整豆乳という飲み物は砂糖を入れて飲みやすくしてあるようで、カロリーが高くなっています。なので、カロリーを抑えたい人は無調整豆乳をお勧めしますが、この味は豆腐っぽいです。やっぱり大豆だから豆腐っぽいんですね。

ランニング後に豆乳飲むようになってから、脚の筋肉が付いてきたようです。豆乳は飲むだけでたんぱく質が摂れるので簡単なのが気に入っていて、大豆イソフラボンなどの成分も体に良さそうなので飲んでいます。体に良さそうというイメージも中年オジサンには魅力です(笑)。

もっと効果的にたんぱく質を摂りたい人はプロテインが良いみたいです。私はまだプロテイン派ではありませんが、いずれ試してみようと思っています。もっとも、肉や魚などのたんぱく質の豊富な食品を食事多くとるように心がけるのが一番のようですので、補助的な栄養食品という位置づけで利用するのが正しいようです。

↑このページのトップヘ