なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

カテゴリ: マラソン大会

2018年10月28日(日)、静岡県島田市で開催された「島田大井川マラソン2018」を走ってきました。

私にとって、このレースは2018-19シーズンの初戦。かなり心配でした。
島田マラソンは晴れると暑くなる傾向があり、今まで何度も歩くことを余儀なくされたからです。
それに加えて、今年は走り込みが不足しています。たとえ気温が低かったとしても体調が心配でした。
「完走できるのか???」
そんな不安を抱えたままハンドルを握り、会場に向かいました。

会場到着

会場駐車場には、朝7時ごろ到着。
シャトルバスで会場まで運んでもらいました。
天気は快晴で、昨年の雨が信じられません(昨年は雨で棄権ですが…)。

さっそく更衣室で着替えにかかりましたが、なにかしっくりきません。前回の参加レースは4月の掛川マラソン。時間が開きすぎて、何をしたら良いのかわからないのかわからなかったのです。

忘れ物もいっぱい。サプリ、ファイテンベルトワセリン(チューブタイプ)、日焼け止め。
 中でも、ワセリンは股ずれ防止に必須。しかしコンビニには売ってはいません。仕方ないので、すべりそうなニベアを買って塗っておきました。手荒れも防げそうですし・・・

スタート~20km

スタート時間は9:00。20分前にスタート位置に整列しました。
気温はそんなに高くはないが、日差しが強く日なたはすでに暑い。シューズはこれまた久しぶりの
ウェーブエンペラーTR。長いこと履いていないので少し心配でした。

スタート前には元ノルディックスキー複合選手の荻原兄弟と、元女子マラソン選手の千葉真子さん。皆さんテンション高かったです。

9:00号砲。
島田の街を走り大井川河川敷に向かいますが、久しぶりのレースなのでとにかく慎重。5分30秒くらいで走ろうと思いましたが、5分15秒で入りました。4km手前で大井川河川敷に入ります。そこから延々と川の景色が変わりません。
ペースは変わらず5分15秒。河口へ向かう間はずっとゆるい下りなので「こんなものかな」と思いつつ走りました。速くもなく、暑さも感じないので、同じペースで淡々と走りました。
そして20km過ぎに折り返しがあり、そこから上流に向かうため、緩い上りとなります。

20km~35km

折り返した後、時計を見ると5分15秒のままでした。すこし上り坂のはずだから遅くなるはずなのに「変だなあ」と思いつつも「そんなもんか」と相変わらず同じペースで走り続けました。
30km付近になるとだんだんと暑くなってきます。足が心配でしたが、どちらの足も大丈夫そう。

周りのランナーたちは暑さのためか、段々と脱落していきます。
私は脚が大丈夫だったので気をよくして、同じペースで走り続けました。
そして、島田マラソン名物の「大エイドステーション」に到着。チキンラーメンに饅頭、スープ。いろんな食べ物がありましたが、私はお腹が持たないので食べられません。泣く泣く素通りです。でも皆さんありがとう。

35km~GOAL

それは突然訪れました。いや、もちろん予感はありました。

疲れたせいか、水分が摂りづらくなっていたのです。身体が水を受けつけなくなってきました。
35kmでお腹がおかしくなり、尿意を催しました。
ゴールまで我慢できたかもしれませんが、自己ベスト狙いではないので、トイレに立ち寄りました。
ふつうに終えて、「さあ行くぞ」と走り出すと、急に「差し込み」が・・・足からの振動がお腹に突き刺さるように痛みます。
溜まっていた水分が出て、バランスがおかしくなってしまったのかもしれません。
1km走っても痛みは収まらず、結局歩いてしまいました。歩かずゴールするためにゆったりとしたペースで走ったのに・・・

そこからゴールまでは時々走って時々歩くの繰り返し。喉が渇いても胃が受けつけず、水はもう飲めません。気持ち悪くて仕方ないので、塩分のあるスポーツドリンクも梅干もムリ。エイドでは水をもらってうがいをするだけ。
最後の1kmはほぼ歩き、何とかゴール。記録は3時間52分。アナウンスの男性が「この暑さでサブ4で走れるなんてすごいです」と言ってくれたのが、ほんの少しのなぐさめになりました。

この日履いたウェーブエンペラーTRは、脱いでみると、足の中指の爪が割れて血が出ていました。
フォームを微妙に変えたのが原因と思います。しかし、フルマラソン本番の前にシューズのチェックをしなかった自分がいけません。何ごとも準備が肝心です。


まとめ


快晴になると必ず気温が上がり、過酷な条件になる島田マラソン。今回もまた、いつものように「しんどうマラソン」になってしまいました。
以前にもこのブログに書きましたが、私は胃腸が弱いので、気温が高いフルマラソンの終盤は、ただの水すら飲みこむことができません。
胃薬飲んでみたり、ピロリ菌を除去してみたりもしましたが、こればかりは今のところ治る様子なし・・・。これからもフルマラソンでは吐き続ける?のかもしれません。

しかし、あきらめません。
自己ベストは今シーズンも狙います。
冬になれば、脱水にもなりにくいです。
これからも弱い胃腸と向き合いながら頑張ります!


静岡県掛川市で2018年4月15日(日)に開催された「掛川新茶マラソン2018」に参加しました。
私にとって今シーズンの締めくくりとなるこのレースは、コースが厳しいため、自己ベストをねらうのが難しい。周りのランナー達の多くは、アップダウンが多いこのレースを敬遠しますが、私は毎年参加しています。

では、レースのレポートです。



当日朝、会場入りまで


今回は、前日より東京の友人がやって来て、レースに一緒に参加しました。

当日は朝5時に起き、朝食を作り、友人ともに食べました。味噌汁まで作った自分は良い主婦になれるかもしれません。
雨が降っていたため、「会場入りはギリギリにしよう」ということになり、指定の駐車場には8時20分到着。シャトルバスに乗り会場入りは8時50分ごろでした。

幸い会場に着いた頃には雨も上がり、心配していた強い雨は避けることができました

友人は風邪気味だったようですが、私の方の体調はまずまず。

昨年12月の袋井マラソンは風邪で棄権しましたが、それ以来風邪はひいていません。



スタートまで


スタート時間は9時30分。残り時間は40分しかなかったため、チップをシューズにつけたりしてすぐに荷物を預けに行きました。荷物預けには長蛇の列ができていましたが、意外と早く進み、 9時15分にはスタート位置に整列しました。

雨は上がり、天候は曇り。暑くも寒くもないちょうど良い気温です。アームカバーも必要なく、昼頃には晴れるという予報だったので、日焼け止めだけ顔や首に塗りました。

大会のゲストの紹介などが行われていましたが、時間がギリギリだったためストレッチをしていてあまり聞いていませんでした。

そして9時半号砲。ランナーたちが動き出すと、柔らかな日差しもさしていました。



スタート~19km



スタート位置の
つま恋多目的広場は、やや高い位置にあるため、スタートするとすぐに下り坂となります。
スタート直後は人も多く混み合っているため、スピードは出せません。周りに気を配りながら、慎重に最初の下り坂を走りました。ベースはキロ4分40秒。

その後は茶畑などを見ながら、下り基調のコースを、おおよそキロ4分50~55秒くらいのペースで走りました。

今シーズンこれまでのフルマラソンに比べてペースは遅め。身体的にはかなり余裕がありましたが、後半25km以降にかなりのアップダウンが待っているので、速くなりすぎないようにしました。

このコースのひとつの目安は、海岸近くにある風力発電の風車です。山から海に向かって南下していくため、そこまでは「下り」です。この時点が大体19km地点になります。



19km~25km


風車まで行くと南下が終わり西に向かいます。

そしてここから風が真正面から吹くことになりました。なかなか強い向かい風

風がきついことは確かですが、前日の天気予報を見て想像していたほどの強烈なものではありませんでした。雨もたまにパラパラとくるぐらい。そんなに辛くはありません。

西に向かう田んぼ道の中、気が付くと集団ができていました。私は集団の後方に位置していましたが、前の人が風よけになったような、ならなかったような・・・
強風の時は毎回思うのですが、 前を走る人が風よけになるかどうかというのは、微妙なところです。むしろ前の人の汗が風で飛んできたりするとそちらの方が嫌かもしれません(笑)。


24km地点に来るとエイドがあり、ここでアミノ酸などをしっかり補給。
ここから北に向かいしばらくすると掛川マラソン名物の上り坂が始まります。

いよいよ登り坂!

このとき私は気合を入れるために右手で頬を強くたたきました(嘘です)



25km~35km


一つ目の坂は100メートルほどでしょうか。体力を温存していたのでそれほど疲れません。
その後は時どき緩い上りが入る道を2kmくらい進みます。
そして左側の脇道に入るとなかなか辛い上り坂。ここも無難にクリアしましたが、その後すぐの
下り坂で調子づいて結構なスピードで降りてしまい足にダメージが残りました(下り坂は気をつけよう!)。

その後はアップダウンの連続で、目の錯覚かと思えるような「波打つ道路」を見ることができます。全国でもこのような珍百景のようなコースは珍しいのではないかと思います。ここを走るのはもちろんツライです。ですが、この光景にはちょっと感動に似た何かを感じることができます。

そして、上がったり下がったりして30kmを過ぎると、大会名物の「戦国汁」というとん汁のようなものがありますが、 結構疲労が来ているためパス。
その後もえっちらおっちら走り、33km付近のフルーツステーションで
メロンをいただきました。私はフルマラソンの30kmをすぎると気分が悪くなることが多いです。フルーツならば食べられるだろうと、メロンをいただきました。

「うん、美味しい」と満足しましたが、ここで終わりではありません。

メロンの後すぐに強烈な上り坂が待っています。これを気合を入れて上りました。疲労がだいぶ脚にきています。そして、頂上に着いたかと思えば、今度は強烈な下り坂。この下り坂で(またしても)調子づいて加速してしまい、やや弱った脚にさらに負担がかかりました(下り坂は気をつけよう!)

ここで右膝にちょっと違和感を覚えたのでぺースダウン。坂道の連続なのでペースは一定しませんが、おそらくキロ5分ちょっとくらいではなかったかと思います。



35km~ゴール


35km過ぎのエイドでは、内臓が弱っていて少し水を飲んだだけでお腹いっぱい。昔は気分が悪くなって吐き気がしたものですが、それは無かったのでピロリ菌除去が効いた?のかもしれません。

残りは7km。ここまで来ると安心しますが、掛川マラソン名物の残り1 km の上り坂が待っています。ペースを乱さず、遅くなりすぎないようになるべく一定のホームで、と心掛けつつもペースもフォームも乱れました。

周りを見ると、元気な人も多く、後方から何人かに抜かれました。この厳しいコースで、35km過ぎてペースが落ちないランナーは、私よりも多く練習を積み、よりうまくレースを展開した人達です。参りました。


40km地点。エイドで掛川名物のお茶(冷たい)をいただき、最後のスパートです。実際はもちろん、ベースなど上がっていません。動かない体を一歩一歩前に進めていくだけです。

そして会場となるつま恋の入り口に到着。残りは1km!
他のレースなら、ここで安心するのですが、この大会はここからが勝負です。名物の坂です

坂にかかると、体が動きません。それでも根性で、歩幅を細かく刻んで、何とか歩かずに登りきることができました。(自分を褒めてあげたいw)


そして最後は少しだけペースを上げてゴール。

タイムは3時間30分
ゴール後は
いちごとオレンジをいただきました。

今シーズンのレースはすべて終了です。


まとめ


当日朝は予報通りの大雨となり、台風のような豪雨の中を会場に向かいました。しかし、幸運にも予報よりも早く雨が上がりスタート時には、濡れることもありませんでした。
レース中には少しパラパラきたもののほぼ曇り。もし晴れていたら気温も上がりこの厳しいコースを走るのはさらに辛いものになっていたと思います。そういう意味では、
運が良かったと言えます。


もう何度も参加しているこの大会ですが、 何回走っても後半の坂道はしんどい
しかもシーズンの最後の大会なので、大会の坂道で鍛えられた脚も次のレースに生かすことができません。
それでもなぜこの大会に毎年出るかといえば、もう何年も出場していて愛着があるからだと思います。毎年出ているとそれがほぼ慣習のようになってしまい、出場しないと落ち着きません。

こうして毎年坂道を走っていると、だんだんと坂道を走るのが上手くなり、坂道が好きになってくることも事実です。(坂道で他のランナーをたりするとかなり嬉しい、笑)。


今回使用したシューズは、アシックスのターサージールでした。 数年前まではターサージールでフルマラソンを走るのは、私には難しいことでしたが、今では厳しいコースも42.195km 走り通すことができます。我ながらなかなか成長したものだ (笑)。

掛川新茶マラソン。来年も出る予定です。
そして、
今シーズン終了。お疲れ様でした。

東京マラソン、静岡マラソンと二つのフルマラソンを終えて、レースを走るモチベーションはやや落ち気味になっていた3月末。練習には前ほど気合が入りません。しかし、静岡マラソンから2週間が過ぎて体調だけは戻っていました。

今回はそんな状況で迎えた 3月25日(日)開催の「穂の国豊橋ハーフマラソン2018」のレポートです。



コースについて


到着した大会パンフレットには書かれていませんでしたが、今年から大会コースが陸連公認になったようです。この件については大会一週間前に友人から聞かされました。
正直な感想を言うと、「がっかり」でした(笑)。なぜかと言うと、この大会のコースは、昨年まではやや短く、自己ベストが出やすかったからです。(疑惑つきでも、自己ベストは嬉しい)

しかし、正式の距離になったことで自分の本当の実力がわかります。つまらないことを嘆いても仕方ないので、すぐに気持ちを入れ替え大会にのぞみました。 目標は公認コースでの 1時間30分切りです。



当日朝、スタートまで


この日は快晴。5時半起きで体調もまずまず。

会場には車で向かい、8時頃到着。参加賞をもらってから一度駐車場に戻り、着替えなどをして準備しました。

スタート時刻は10時、整列の制限時間は30分前(実際には制限はなくギリギリで到着するランナーが多かったです)。

私は9時25分に会場の陸上競技場に入り、30分前に整列しました。


この日はなかなかのポカポカ陽気で、日差しがサンサンと降り注ぎます。

3月末なので真夏の暑さというわけではありませんが、待ち時間は直射日光がけっこう熱い。

開会式が行われているようですが、スタートブロックからは離れたところで行われていて、何をやっているのかよく分かりませんでした。ランナー置き去りの開会式というのも珍しいです(笑)。


そして10時ちょうど号砲。


スタートから ~10km


今年は陸上競技場のトラックからのスタートだったので、競技場内では割とスムーズに走れましたが、競技場を出たあたりから道がやや狭くなり少し混み合いました。

1時間30分を目指すには、キロ4分15秒が目安となります。最初の1kmは4分5秒で入りました。
最初の1kmは周りのランナーも速い。私も勢いにまかせて飛ばしましたが、すぐに息が苦しく・・・。そこで気を取り直して、4分15秒を目安に自分のペースで走ることにしました。


気温は15℃以上あったと思います。風が強かったためそれほど暑さは感じませんでした。 途中の川沿いには桜が満開で、とても気持ちよく走れました。

10kmまでのぺースはだいたいキロ4分10秒から15秒だったと思います。



10km~15km


10kmの給水所を過ぎたあたりから、メガネのお兄さんと一緒に走るような形に。
抜きつ抜かれつしながら、時々他のランナーについて行ったりしました。
13 km 地点でお腹に差し込みがきて痛み、ここでややスローダウン。後ろから来たランナーたちにかなり抜かれました。
ところが、なぜかメガネのお兄さんもスローダウンしていて、同じようなペースで走ることになりました。どうやらロックオンされていたようです。(なぜ標的になったのかわかりませんが、笑)

13km付近で豊川の堤防に出ると、強風が襲ってきました。横風にバランスが崩れましたが、なんとか踏ん張りました。しばらくすると堤防を降り、風も一段落ちょっと安心。



15km~18km


15kmの給水で補給したあと時計を見るとぺースが下がっていることに気づきました。
「これはいかん」と少しペースを上げてキロ4分15秒に。気がつくと眼鏡のお兄さんはいなくなっていました。

その代わりに、赤いTシャツを着た男性が同じようにペースを上げてきましたが、この人もすぐにいなくなりました。
私にも経験がありますが、レースの後半になって誰かについて行こうとすると大抵ついていけないものです。自分のペースで走るのが一番かもしれません。

そして17km付近で再び豊川堤防に登ると、強風は完全な向かい風に!

せっかく後半にペースをあげたのに、心が折れそうになりました。



18km~ゴール


残り3kmを向かい風に抗いながら必死で走っていると、後方から青いシャツを着た男性が私を抜いて行きました。私はついていくしかないと思い、必死に食い下がりました。

先ほど書いたとおり、終盤になって元気なランナーについていくことは難しいことですが、少しずつ差が開いて行くとしても、完全に視界から消えてしまうまでは、自分にとっての目標になります。

19km地点では15m、20km地点では50mの差がついていたと思いますが、何とか見える範囲に青シャツのランナーを捉えて走りました。

そして残り1km。恒例の全力走!
競技場に入っても必死で走りましたが、またしてもコール手前の30mくらいで猛烈な勢いではしる若者に抜かれました。(私も一度でいいから、残り30mをキロ3分ペースくらいで走ってみたい・・・)

そして、最後の直線をもう少しだけ頑張ってゴール!

タイムは1時間29分台。ついに公認コースで1時間30分を切ることができました。



まとめ


最高気温20℃の天気予報に弱気で参加した今回の豊橋マラソンでしたが、暑さはそれほど感じることなく走れました。 強い風が体感温度を下げたわけですが、終盤の向かい風は心と体に響きました。


今回使用したシューズは、ミズノのウェーブエンペラーでした。ハーフマラソンはいつもこれですが、前回使用の時に軽い靴擦れができたので、今回はテープを足の裏に貼りまくって出場し、靴擦れは全くできませんでした。ウェーブエンペラー、軽くていいです。


この大会をもって今シーズンの自己ベスト更新チャレンジは終了です。最後のレースで公認大会のハーフマラソン自己ベストを出すことができたのは、来シーズンに向けて励みになりました。

マラソン以外にやることが多く、どうなることかと思いましたが、これからもまた走り続けたいと思っています。


今年は運良く東京マラソンに当選し、2月24日(日)東京を駆け抜けてきました。


この時期、確定申告などで忙しく、なかなかブログにまで手が回りません。
少し遅くなってしまいましたが、東京マラソンの記録をご報告したいと思います。

ご存知の通り、今年の東京マラソンでは設楽優弥選手が日本記録を更新し、何かと話題になっていました。
私も設楽選手に負けないぐらい気持ちだけは頑張りました!



前日の受付


東京マラソンは前日までに受付を完了しゼッケンなどをもらう必要があります。
受付会場となる東京ビッグサイトに到着したのは、前日の13時過ぎ。係員の誘導に従って受付を目指しましたが、そこにたどり着くまでには長蛇の列が・・・。

列は会場の建物から屋外に延びてくねくねと蛇行。その距離は1キロぐらいになったのではないかと思います。受付にたどり着くまでに1時間。私より30分遅れて到着した人達はもっと時間がかかったのではないかと思います。


受付では顔写真を撮影のほか、腕にはプラスチックの輪っかをはめてもらいます。セキュリティ上必要なこととは思いますが、受付の列は長くなるし時間はかかります。もう少し簡易化されると良いかなと思います。


受け付け会場では東京マラソンEXPOが開催されていました。マラソン大会に併設のイベントとしては、おそらく日本一の規模です。スポーツ・医療・食品などの企業や団体が出店していて楽しいのですが、人が多くて疲れます。翌日のレースを考えて早々に退散しました。



レース当日朝


5時に目覚め、ホテルの部屋で早速準備を開始しました。
レース用の「衣装」に着替え、朝ごはんにはコンビニのおにぎりを3つ。その後、トイレを済ませ、
荷物をまとめて少し時間が余ったのでストレッチなどをして、いざ新宿に向けて出発!


移動の地下鉄では、新宿に向かう多くのランナーたちに出会いました。 車内にいたイギリス人の男性と話をし、新宿まで一緒に行きました。見た感じ60歳ぐらいの男性でしたが、今回は3時間40分ぐらいで走りたいとのこと。



会場入り、整列、そしてスタート!


新宿駅には8時前に到着。

会場に入るにはセキュリティチェックを受ける必要があります。しかし、会場内のトイレは混むものなので、その前に公衆トイレに寄っておきましたが、やはり、これが大正解。
荷物を預けて、念のため最後のトイレに向かうと、そこにはやはり長いの列が・・・。列はなかなか進まず、整列時間に間に合いそうになかったので、直前のトイレは諦めることとなりました。


スタート時間は9時10分。私の整列場所はBブロック。周りには外人もたくさんいて国際色豊かです。
私の前にいたイギリス人とおぼしき若い男性はなぜか座り込んでいます。日本人にはいないタイプなので、これもまた国際大会の醍醐味だなどと、感心しました。


9時10分号砲。東京マラソン名物の紙吹雪が舞い上がりました。それが丁度、前を走るランナーの頭に乗っていたのでちょっと笑えました。

私のスタートは号砲から約2分。東京マラソンはもっと時間がかかると思っていたのでラッキーでした。



スタートから20km

東京マラソンの前半は7km地点まで下り基調です。私は、この下りを利用して前半に貯金をしておくプランを立てていました。
走ってみると体が軽く調子がいい。良い記録が出そう。
しかし、30km過ぎからペースが落ちるのがフルマラソン。あまり飛ばしすぎないように注意しつつキロ4分30秒のペースを目安に走りました。


東京マラソンは参加者が多く、周りを走るランナーの数は地方の大会とは比べものになりません。いつもなら何人か目安になる選手を見つけて走りますが 、東京マラソンではランナーが多いので自分の時計と距離表示を目安にしました。


また、東京マラソンが他の大会と比べて沿道の応援が多いです。今回は友人が何人か応援に来てくれていて、飯田橋・浅草・品川で待っていると連絡がありました。せっかく来てくれるので、この3ヵ所ではしっかり走ろうと心がけました。

飯田橋に来るとガードを過ぎた6km地点付近で友人を探しましたが、見つかりませんでした。東京マラソンは応援も多いので、はっきり言って沿道の友人をランナーが見つけるのは困難です。
15km地点の浅草には、飯田橋よりもさらに多くの観客がいましたが、応援の友人が見つけてくれたため、挨拶することができました。応援の皆さんは事前に相手の「衣装」を確認しておいて、マラソンの「応援ナビ」などで走行している位置を確認して、ランナーを発見することをお勧めします。



20kmからゴールまで


20kmまでは快調に走りました。20kmの通過タイムはほぼ予定通りの1時間32分。 このタイムで通過したとき、私は自己ベストを大幅に更新するような予感がしました。
しかし、やはりフルマラソンはそんなに甘くありません。
26kmの浜町の明治座付近で、お腹に差し込むような痛みが起こりました。少しペースを落として我慢すると、なんとか痛みは治りましたが、それは始まりにすぎませんでした。


30kmの有楽町あたりから左膝裏が痛みだし、大幅にペースダウン。予想されたこととはいえ実際にペースが落ちると結構ショック。さらに輪をかけたのは、前半に追い抜いた人たちが、涼しい顔で私を追い越して行くことです。
前半のオーバーペースが原因です。
もちろんマラソンではよくあることですが、「また同じ失敗をしてしまった」と自分の愚かさが身にしみます。
前半調子が良かったのはランナーズハイでした(笑)。


36kmの品川では友人が声をかけてくれました。
しかし疲れた私には、もはやそれに応える気力はなし。もしかしたらひきつった笑いを見せていたかもしれません・・・

37km過ぎからは、あまり速くないちょうどいいペースの外人さんがいたのでその背後ずっとをかけることになりました。なんとか食らいついていこう38km地点までその背中を見ていましたが、結局最後は振り切られました。

そして残りあとわずか。石畳のような最後の直線。もうゴールは近いのだと気力をふり絞りましたが、もはや体力なし。
この石畳の道、思ったよりかなり長かった。いつまでたってもゴールが見えません。
「あーあー、果てしーないー」という昔の歌を思い出しました(クリスタルキングだったか?)。


そして、遠くに見えていた信号に近づくと、前を走るランナーたちが左に曲がっていくのが見えます。
「おお、あそこが最後のカーブに違いない」と元気100倍。最後のスパートにかかります。周りのランナー達も考えることは同じのようで一様にペースが上がっていきます。全員ぺースが上がるので、位置関係はあまり変わりありません。そして最後の直線、ゴール手前20mくらいで、前のあんちゃんが両手を広げるから邪魔(笑)。
このあんちゃんの腕をよけて、疲労困憊のゴール。


記録は3時間16分
なんとか自己ベストを更新することができました。


ゴール後

ベスト更新に嬉しい気持ちはありましたが、自己ベスト出した後はだいたい身体がシンドイ
とにもかくにも疲労困憊。

しかも東京マラソンは参加人数が多いためゴール付近で座り込むことができません。
係員に誘導され、てくてくと歩いて行きました。やがて水をもらい、さらに歩いてタオルやら食べ物やらメダルやらをもらい300mぐらい歩いてようやく荷物受け取りにたどり着きました。

もう少し遅いタイムになると、荷物の場所がもっと遠くにあったようです。ゴール後の歩行は大変だったでしょう。

しかし、ゴールが東京駅なのでとても便利です。ゴール後の歩行はシンドイですが、着替えた後の地下鉄移動は近いので楽。友達の待つ市ヶ谷の飲み屋に向かい、1時間後には生ビールを頂くことができました。



今回のシューズ


使用シューズはスカイセンサーでした。
去年のフルマラソンの勝負レース「静岡マラソン2017」では、ウェーブエンペラーTRを使用しましたが、今年履いてみるとフィット感がイマイチだったためスカイセンサーで調整しました。

東京マラソンでは、このスカイセンサーが最初から最後まで問題なく私の走りをサポートしてくれました。
20kmまでのキロ4分20秒のペースでも、とても軽快。後半疲労からフォームが崩れても、中で足が滑ることもなく最後まで靴擦れなどはありませんでした。

スカイセンサーは結構気に入っているので、新しい型のをもう一足買おうと思っています。しかし、スカイセンサーは値引きが少なく、デザインも奇抜な感じ・・・。まだ購入をためらっています。



まとめ


東京マラソンは当たらないものです。
私のまわりには一度も当たったことがない人が多数います。

しかし、私は今年3回目の出場をすることができました。
こんなところで運を使っていいのか分かりません。
しかし、そういう星の元に生まれた人間であるのだろうとポジティブに考えることにしています。

やっぱり東京マラソンは最高です。大会規模、コース、走りやすさ、応援の数などなど。

来年もくじを当てて、自己ベスト更新を目指します。
今日からまた応募のクリックの練習です!(笑)


2018年2月18日(日)に静岡県浜松市で開催された「浜松シティマラソン2018」に参加しました。

この大会の特徴を簡単に言いますと、こうなります。
1. 毎年風がとても強い
2. 陸連公認大会である

これでイメージがわきましたでしょうか?(笑)
(昨年の記事:今年の風は一段と強かった 「浜松シティマラソン2017」

では、レースの模様を書いてみたいと思います。


不安な天気

レース前夜。浜松市にはかなり強い風が吹いていました。
ビュービュー、ゴーゴー、と、それはもう大変なもので、翌日に迫ったマラソン大会を不安に思いました。
しかも今年の寒さもなかなかのもの。翌朝のスタートまでの待ち時間が思いやられました。
しかし、人間は天気に対してはなすすべがありません。
考えても仕方がない。さっさと寝ようと22時ごろには布団に入ってしまいました。


そして、当日朝


5時半に目が覚めました。
はて?何だか静か。
あれほどうるさかった風の音がしません。外は風がすっかり止んでいる様子。
「奇跡!」と嬉しい気持ちで、朝食をとりました。

マラソンの支度を整えて、出発したのは予定通り7時半。
「よし、やったるで!」と勇んで外に出ると、「あれっ?」
ビュービュー、と止んでいたはずの強風が・・・

「カゼ フッカツセリ」

冷たい風が、しっかりと吹きつけていましたさ(笑)。
浜松名物からっ風です。今年も楽しみだなぁ・・・涙。
去年も寒かったですが、たぶんこれ程ではありませんでした。


会場到着

スタート会場になる浜松市役所には8時過ぎに到着。
到着しても寒さと風は変わりありません。
着替えるのは、市役所の入口付近のわずかな日なた部分です。太陽があるとないとでは全然気温が違います。日差しは本当にありがたいものです。
男子更衣室を使えばよかった?
確かにそうですが、男子更衣室はやや遠いので、そこまで荷物を持って歩く気がしませんでした。


着替え~整列

とにかく寒い。
着替えて荷物をトラックに預けてしまうと、もはや上着もありません。
今回のシューズは、前回の森町ロードレースと同じミズノのウェーブエンペラー
前回は足の指に靴擦れができたので今回はテーピングをしてあらかじめ保護しておきました。
そして、近くの浜松城公園を走ってアップ開始。
すると、スターバックスさんが無料でコーヒーを振舞っているのを発見!
温かいコーヒー、飲みたい・・・
しかし、前回のレースでは、スタート直前にトイレに行きたくなった(前回レースの記事)ので、我慢することにしました。

相変わらず、風はビュービュー。
走って身体を温めないとシンドイ。
とにかく疲れない程度に身体を動かしつづけ、スタート15分前の8:45にスタート位置に向かいました。


整列~START

私はB列からのスタートです。
よくみるとスタート位置の右半分は日かげ、左半分は日なたという具合になっています。日かげサイドには人が少なく、日なたサイドにはたくさん(笑)
人が空いている方がスタート時には走りやすいかと思いましたが、寒さには勝てず私は日なたサイドを選びました。
列に並ぶと動かないので寒い。さいわい今回は尿意はありません。
(この尿意については、たまたまテレビ番組で「頻尿対策」についてやっていて、「毎食後足首の上の方を押さえる」というのがあったので試してみました。効果があったのかも。)

スタート10分前になると周りに人が増えてきました。
時間が近づいたので渋々集まってきた寒さに弱いランナーたち。その気持ちはとてもよくわかる。
そんなみなさんのおかげで、風がさえぎられて、すこし寒さが和らぎました。
「ああ、よかった」と思っていると、9:00に号砲。スタートしました。


START~5km

この大会のコースはまずは緩やかな下りになります。
今回は、まだフレッシュで元気なスタート直後に、この下りを利用して速いペースで入り、序盤に貯金をしておく作戦
目標タイムは1時間30分。このコースはタイムが伸びないので、去年切れなかった1時間半が目標。
そのためには、1kmあたりの平均ペース4分15秒で走る必要があります。

最初の1kmはキロ3分50秒で入りました。
周りのランナーも勢いがありますし、下りなのでこのペースでも疲れません。

2km目に入ると北に向かいます。多少風がありますが、建物があるせいかそれほど気になりません。
ペースをすこし落としてキロ4分10~15秒でしばらく北上。けっこう元気です。


5km~11km

5km手前で西に曲がり、そこからすぐの給水所で水を一口。この後、坂道になります。
坂道は頑張らずにペースを落とすと決めていたので、ゆっくり目。
しかし、ペースを落とすつもりで走ると気持ちの問題で、心なしか余計に疲れる気がしました。
6km付近から坂の勾配が少しきつくなります。ここが一番の難所なので超えてしまえば、あとはそれほど心配はありません。ペースはキロ4分半ほどに。

どうにか坂をこえると今度は一転下りになります。最近は下り坂の練習をしていなかったので下りでイマイチスピードに乗れず。周りのランナーを追い越すことができませんでした。

そして、7km地点からいよいよ吹きっさらし航空自衛隊浜松基地の外周。
(この基地には航空自衛隊 浜松基地広報館 エアーパークなるものがあり、人気スポットのようです。私は行ったことがないので、評価できません。来年までに行ってみたいです・・・)

毎回思いますが、ここの向かい風がとてもツライ
風で涙が出てきます。応援も少なくて寂しい感じ。走りに集中すればよいのですが、どうも調子がでない難所です。

8km過ぎの給水。少しするとお腹かが痛くなってきました。差し込みを感じます。水を飲んでだせいか、向かい風が原因か。
頑張りすぎてトイレに行きたくなるのも嫌なので、少しペースをおとして様子見。キロ4分20秒。
周りのランナーたちはみな元気そう。しかし、私はやや冷や汗。
前の人が風よけになるかと思いましたが、私のレベルでは大して変わりないようです。
自分の走りに集中することにしました。


11km~16km

11kmをすぎると左折。向かい風がなくなります。すると、腹痛がおさまってきました。
ペースがだいぶ落ちていたようなのでここでペースアップ!
緩やかな下り坂でキロ4分まであがりました。
しばらく頑張りましたが、まだ半分を過ぎたばかりなので、終盤の力も残す必要があります。

12km過ぎの給水アミノバイタルGOLDを飲もうしたら予想外に手間取り、まわりのランナーに差をつけられてしまいました。
13km過ぎの折り返しあたりで、飲んだサプリが効いたのか元気に。ここからまた頑張りました。
15km辺りで、Aゼッケンの男性に抜かされました(私はBゼッケン)。なかなかいいペースだったのでこの人に付いていこうと思いましたが、少しずつ引き離されます。


16km~GOAL

16km過ぎに右に曲がると東に向かいます。
あの強烈だった向かい風が、今度は追い風として味方してくれます。
景色は無風状態に見え、走るのがかなり楽になります。
「よし、これから」とペースを上げますが、Aゼッケンのランナーに追いつきません。どうやらAゼッケンさんもペースを上げたみたいです。さすがAゼッケン。さらに差が開いていきます。

17kmで時計をみるとラップタイムはキロ4分12秒。
あれっ?気合をいれたわりにはそんなに速くない・・・
しょせん頑張ってもその程度スビードとわかりました(文化系レベル)。

しばらく同じくらいのペースを維持して、19kmの関門にさしかかります。
そこには大時計があり、見ると目標の1時間30分にはとても届きそうにない時間が・・・(チラッとみたただけで覚えていませんが1時間22分をすぎていたような)。
「やばい」と思い、残り2kmでスパートをかけました。
そして、ここからは毎度おなじみの苦しみとの戦いです(笑)。

今回は、後方から大きな男性ランナーが必死の私を追い抜いて行きました。
大きなストライドで、なかなか力強い。私も真似しましたがムリ!

そして残り1kmを過ぎて最後の下り坂。
しかし、かれこれ1kmもスパートしてるので、すでに足が残っていません(笑)
後方から数人に抜かれ、競技場のトラックでも2人に抜かれました。
もちろん私は全力ですが、私を抜いた皆さんは涼しい顔でした。

最後はヘロヘロでゴール。記録はネットタイムで1時間31分
空を見上げました。

ああ、この男、今年もまたダメだった(笑)


まとめ

今年の浜松シティマラソンはとにかく寒かった。
「本当に寒かったなあ」と思って昨年の記事をみたら、同じように「寒い」と書いてありました(笑)。
タイムはもちろん、精神的にも成長していない自分がいました。

シューズの靴擦れは、テーピング予防のお陰で悩まされることはありませんでした。
なにごとの経験と準備がものを言います。

この大会は後半からスピードアップするツワモノがけっこういることがわかりました。
私もあんな風に後半上げてみたいものです。
しかし、あんな風に後半ペースアップできるランナーは余力を残しているのではないでしょうか?
自分のタイムに満足しているひとは何人ぐらいいるのか聞いてみたい気がします。

今週末もまたレース。かんばります。

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