以前、こちらの記事(↓)でシューズを紹介しました。

<シューズ紹介> 本命レースで活躍! 「ウェーブ・エンペラーTR」

この靴は、2017年から少しずつ履き続け、ついに先日、その役目を終えることとなりました。
長い間、私とともに走り続けてくれました。

古いシューズもただ捨ててしまったのでは、ごみ袋に入れておしまいです。が、振り返ればいろいろな思い出がよみがえります。

せっかくですので、この使い込んだ靴がどうなっているのか分析してみようと思います。



長年履いたシューズはこうなった


「静岡マラソン2017」のころ、このウェーブエンペラーTRはこんな感じでした。
ピカピカです。

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この新品のシューズが、その5年後にこうなりました。↓

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ヨレヨレでかなり汚れも目立っています。かなり使い込んだので使用感がすごい。

上の写真では、左足の小指の辺りの布が破けていることがわかります。「ワイド」で幅が広いタイプですが、それでも小指が当たってしまうようです。走っているときは気になりませんでしたが、こうして分析してみてハッキリしました。
私の足は「幅広」である、と今回わかりました。


ソール(靴底)について

ソールは下の写真(↓)、こんな風になっていました。

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カカトのゴムは擦り切れてなくなっていますが、ここまで削れていたことには気づかず最近まで履いていました。ランニング時に靴底はそんなに見ないですよね?

私は以前このシューズを選んだ理由を、このブログこう書いています。

「私が重視したのは、フルマラソンに必要と思われるそこそこの軽さとクッション性でした」


履き続けているうちに慣れていまい、クッション自体がかなり削れていました。しかし、弱くなったクッション性などないことに気づかず、履き続けていたのです。クッション性とはいったい何なんでしょうか?それって重要なんですかね?(苦笑)


左右のアンバランス

左足のカカトの削れ方がすさまじいものがあります。片足だけがこれほど削れるということは、左右のバランスが違っているわけです。
これまで、身体の左右の違いには自覚があったので、何度か修正を試みました。それで治った部分もありますが、シューズのカカトの減り方だけはどんなに気を付けてもまだ直りません。

カカトが削れるように足をついているから、こんな風になるのですが、この着地しかできないのです。

ガニ股も、体のねじれもかなり修正しましたが、それでも足の裏の左右差はなくなりません。
人体は奥が深い、ランニングや歩行も奥が深い...


しかし、よくもこれほど削れたものです。みなさんは一つのランニングシューズをどのくらい使い込むのでしょうか?

ん? この靴、まだ履けそうな気がしてきた。
散歩などに履いてみてもいいかもれないと、貧乏性が顔をのぞせています。


おまけ

ウェーブエンペラーTR、まだアマゾンに売ってました。小さいサイズしか残っていないようでした。
ワイド版はもう売っていません。

●ウェーブ・エンペラーTR