今シーズン初めての屋外走り込みスタート

今年の夏は暑かったですね。暑さに負けて、完全に走り込み不足(「今年もまた」ですが・・・)。
その代わりと言ってはなんですが、夏の間は身体のバランスのケアに努め、ヨガを中心に体幹などを鍛えていました。

外を走り出したのが3週間ほど前。週末に20kmほど走って、シーズン開始の走り込みをスタートしました。
フラットな道をキロ5.5~6分くらいで走り、しんどかったものの何とか完走。身体がなまっていたとはいえ、それなりに走れてひと安心。

夏の間も一応、トレッドミルで1日おきぐらいで5~10kmほどは走っていましたし、ヨガでバランスが良くなったせいか筋肉痛もそれ程でもない。これからの週末に走り込めば何とか自己ベストをねらえるところまでもっていけそうな気分でした。


足の裏に違和感

屋外練習に続くその翌日は、トレッドミルでキロ4分のインターバルトレーニング。今シーズン初レース「しまだ大井川マラソン2018」(10月28日開催)に向けて気合いを入れました。

しかし、それなりに走れて安心したのもつかの間、その次の夜にジムに行き、再び足を鍛えるべくトレッドミルに乗ると何やら足の裏に違和感を感じるではありませんか。
ペースを落としても、足の裏、土踏まずの部分が痛い。明らかに「足底腱膜」から痛みがきます。
それでも歩くだけなら痛むこともなかったので、しばらく歩いてからこの日のトレーニングを終えました。


足底腱膜炎確定!

そして翌朝、家の中を普通に歩くだけで足の裏が痛む。
「ナニコレ?」
もんだりさすったりしましたが、良くなる気配はありません。
どうやら足底腱膜炎になってしまったようです。
今シーズンの本格練習を始めて3日目の朝、シーズンのスタートとともにケガが確定!

いやあ、とても幸先の悪いスタートですね。とりあえず、痛みがなくなるまであまり負荷がかからないように過ごすことにしました。


足底腱膜とは?

ところで、足底腱膜とはなんでしょうか?ウィキペディアにはこのような説明があります。

足の裏には、足底筋膜と呼ばれる、膜のように薄く幅広い腱が、かかとの骨から足指の付け根まで張っている。足の甲の骨は、弓状(アーチ)になって体重を支えているが、アーチを弓の弦のようにピンと張って支えているのが、足底筋膜である
『「足底腱膜炎」ウィキペディア

ネットで検索すると画像も出てきますが、踵(かかと)から白い腱膜というものが足の5本の指のつけ根に向けて途中枝分かれしてつながっています。(枝分かれしているのが意外でした)

この足底腱膜というのが、長時間のランニングなどで酷使されると傷がついて炎症を起こすというのが、足底腱膜炎(筋膜炎ともいう)です。
偏平足のひとなんかもなりやすいそうです。

さらに、私の年齢的には次のような気になる説明もありました。
丈夫な足底筋膜も、歩行やランニング、ジャンプで使いすぎたり四十歳代以降になると、古いゴム管のようにひびが入り、炎症を起こす。それが痛みの原因となる
『「足底腱膜炎」ウィキペディア
「四十歳代以降になると、古いゴム管のようにひびが入り」というこの部分は心に響きました。
古いゴム管・・・(笑)


今回のケガの原因について

まあ私も40代の後半です。古いゴム管状態の足底腱膜ではちょっと走って炎症を起こすのも無理はありません。
しかし、それだけが理由ではないでしょう。思い当たるの原因が2つあります。

ひとつは、ストレッチ不足。最近は忙しく、時間が惜しいので、走った後のストレッチを省略していました。するとしないとではかなり違うことを私自身実感しているので、やはりずるしてはいけないと反省しました。

ふたつ目は、足の動きとバランスです。この夏は身体のバランスを整えるためのトレーニングに励みましたが、その新しいバランスに身体が馴染んでいないようです。ヨガを始めてから、身体の左右のアンバランスに気づきましが、もともと弱い右足を左足でカバーしていたものを、無理やり左右同じにしたために、弱い右足に負担がかかったようです。

左右のバランスはできる限り直したいところですが、やり方が良くなかった様子。今後は、少しずつ時間をかけて直していく予定です。

今シーズンの目標もまた「自己ベスト更新」でしたが、どうも怪しい雰囲気になってきました。
来週末の「しまだ大井川マラソン」はいきなりのフルマラソン。とりあえず現在は、痛みも無くなりましたが、不安はあります。ケガを悪化させないようゆっくり走る予定ですが、リタイアの可能性も・・・
幸先悪いスタートですねぇ・・・