静岡県森町で2月4日(日)に開催された「森町ロードレース2018」に参加しました。
(昨年の記事はこちら

とにかくレースに参加できました。これだけでまずは成功と言えます。
最近よく書いていますが、風邪を引かずにスタートラインに立ち、完走することができたからです。
(風邪で棄権したレースについてはこちらをご覧ください)

インフルエンザも流行っているようですが、風邪の研究免疫力の勉強が実ったようです。

それでは、レースの模様です。


会場入り

会場には昨年と同じく7時半に到着しました。
スタート時間の約2時間前。なかなかの寒さでしたが、快晴で気持ちの良い天気。
参加賞のバスタオルをもらい、寒いので車にすぐに戻りました。
そして、暖房の効いた車の中で、着替えや栄養補給などしました。

今回はアミノバイタル GOLD 4000をレース30分前に飲んでみました。
普段は、ハーフマラソンではサプリはとりませんが、箱買いしたものが残っていたので。


アップ ~ START

この日のように寒いと、車の外に出たくなくなります。スタートは9:30。
半袖シャツにアームウォーマー、短パンに着替えたものの外は寒そう。
それでもアップしないと寒さで身体が硬くなっていてケガをしそうなので、8:50にアップを始めました。
会場周辺の道路では、すでにたくさんのランナーが走っていました。
スタート位置に整列すると動けなくなるので、冷えた身体では寒くていられません。身体を温める必要があります。

スタート15分前に屋外の簡易トイレに行くと、幸い列もほとんどなし。
用を足して、すぐにスタート地点に向かい10分前に整列しました。


START~5km

今回はどういうわけか寒さが身にしみて、待っている間に妙に冷えてきます。
スタート5分前に、尿意がふたたび・・・
しかし、ついさっきトイレに行ったばかり。どういうことかよくわかりません。
足踏みなどして、「これは何かの間違いだ」と自分に言い聞かせているうちに号砲が鳴りました。

むずむずする股間と戦いながらの不安のスタート。
自分の感覚ではキロ4分くらいのペース。300mくらい走って少しペースを落としました。

かなり前の方からスタートしたため、先頭の集団がしばらく見えていました。これは初めての経験でした。

体調はといえば、股間のもぞもぞ感を除けば、身体は軽い!
どうやら、久しぶりに使ったファイテンベルト(紹介記事はこちら)が効いているらしい。

コースは5kmまではフラットに感じましたが、実際はゆるく上っているようです。
それよりも5kmまでは尿意を感じて、むずむずしながら走りました。
ペースはだいたいキロ4分10~15秒。


5km~11km(折り返し

5kmも走ると身体もあたたまり、寒いながら汗が出てきました。
どうやら尿意もおさまった様子でホッとしました。
もしトイレに寄ったりすればレースは終わりです。とても記録を狙うことはできなくなります。

5kmを過ぎても元気でしたが、もしかするとスタート前に飲んだアミノバイタルGOLDの効果?
もしそうだとすれば、効果が切れた時点でどっと疲れが出るかもしれないので、ペースをそれ以上は上げずに進みました。

5km付近で印象に残ったのが、後ろから来た若い女の子。身体が少し傾いているぎこちないフォームでしたが、少しずつ差をつけられてやがて消えていきました。たぶん入賞したことでしょう(レースの賞品にはレタス段ボール一箱椎茸お茶などがあるようです。私には無縁の世界ですが・・・)

5kmをすぎると段々と坂がきつくなってきます。実際の勾配はそれほどきつくありませんが、折り返しの11km付近になると、だんだん身体がしんどくなってきます。ペースは少し落ちました。


11km~17km

折り返しを過ぎると下り坂になります。
それまで登りだったのが、急に下りになるので、その差は大きく感じられます。

ペースは自然と上がりました。しかし、同時に風向きも変わり、向かい風に変わります。
風に慣れると14kmまで快調に下りました。しかし、向かい風がTシャツの下から吹き込んでくるため、お腹が冷える
股間むずむずがぶり返しました。
「これは気のせい」と思い腹筋に力を入れると、幸いにも尿意は消えていきました。
ファイテンベルトが腹巻きの役目を果たしたのも良かったと思います。
意外な働きをしたファイテンベルトに助けられました。

下り始めてすぐ、超ピッチ走法の男性中年ランナーに追いつきました。
ところが、この人の足のパタパタ音が気になって仕方ありません。ペースは私とだいたい一緒なので、数キロ抜きつ抜かれつで走りましたが、しばらくすると超ピッチ男性が下がっていきました。
ランナーにもいろんなクセがあります。レースでは、他人の特徴的なクセが気になることがありますが、自分にも気づいていないクセがあって他のランナーの気に障っているかもしれません。自分の走り方ももう一度見直したいと思います。


17km~GOAL

残り4kmとなる17km地点になるとだいぶしんどくなってきました。
サプリの効果が切れたのか、それとも普通に疲れただけなのか?よくわかりませんが、どうやら1時間30分は切れそうなペースを維持しています。

相変わらずの向かい風でしんどいものの、近くのランナーもまた疲れていそうです。
遠くに背中が見える数人のランナーたちは、そんなに速そうには見えません。しかし、このレベル(残り4kmでキロ4分15秒ほどのペース)のランナーたちはそう簡単に落ちてきません。
皆さんしっかり練習をしてきたのでしょうね。

そして、この残り4km地点で、後方から30歳くらいの男性に抜かれ、そのままどんどん差をつけられました。
本当はもっと速く走れるランナーなのか、それとも実力相応で計算通りの後半追い上げの走りなのか。そこははわかりませんが、残り数キロで抜いていくランナーはみんな強くたくましく見えます。自分の走力のなさを感じてしいまいます。

残り3km地点。ここからは毎度お馴染みの全力疾走。
もちろん、キロ4分を上回るほどの力は残っていません。強く冷たい向かい風の中を、ただ、ただ、走るのみです。
最後は、10kmレースのランナーも合流して、にぎやかになりますが、とにかく全力で走ってゴール。
係員さんが器具でゼッケン内のセンサーにタッチして終了。(今年はゴールラインにセンサーが敷いてありましたが、昨年は無かった気がします)

ゴール後には、温かい甘酒と地元も緑茶がふるまわれました。
寒風のレースを終えてからの温かい飲み物は最高でした。

完走証をもらいにいき確認すると、タイムは1時間29分
どうにか、目標の1時間半切りは達成です。


まとめ

今シーズンは、ケガや風邪で思うように走れず、モチベーションがなかなか上がりませんでした。
それでも、年が明けると調子もよくなり、今回は前回レースの「フロストバイトロードレース2018」(記事はこちら)よりも記録を2分短縮できました。
目標としていた1時間半は切れましたが、自己ベストには届かなかったので、次の「浜松シティマラソン2018」で狙ってみたいと思います。

今回使用したシューズは、ウェーブエンペラー(紹介記事はこちら)でした。
久しぶりに履いてみましたが、ゴール後に小指に違和感があり、調べると靴擦れができてしました。
サイズ的なものなのか、ヒモの締め方が問題だったのか、確かめる必要があります。前回履いたのは、「豊橋ハーフマラソン2017」でしたが、その時から走り方もかなり変わったのでその影響もありそうです。