今回は、以前書いたこちらの記事「続・フルマラソン30kmの壁対策 ~ ピロリ菌を除菌完了!」について、その後どうなったかの経過報告をします。

※今回は、少し尾籠な話になりますのでご注意ください。


ピロリ菌除去直後の効果

上の記事の中では、その前にネット通販で買ったピロリ菌「検査キットで検査したところ、陽性反応が出たため、ピロリ菌「除菌セット」を購入し治療したことを報告しました。

治療後すぐに感じたのは、胃腸の調子がよくなり、朝、快便がもたらされるようになったことでした。キレがよくなりました。
心理的には、胃がんの原因となるピロリ菌が除去されたことで、健康に対する不安要素がひとつ減ったことが大きいです。


ピロリ菌除去によるランニングへの影響は?

胃腸の調子が良くなり、それがランニングにどんな効果があったか?
実は、ランニングへの効果はあまりわかりませんでした。
胃が軽くて快調に走れる、というような具体的効果は感じられないのです。
意識できないところで、何らかの影響はあるかもしれませんが・・・


30kmの壁はどうなった?

では、私にとっての「30kmの壁」(フルマラソンなどで30kmを過ぎると胃腸がやられて気持ち悪くなる現象)はどうなったか?
こちらも残念ながら、そのまま変わりませんでした
結局、長い距離(だいたい30km以上)をある程度のスピードで走ると内臓がやられてしまい、気持ちが悪くなって、身体が水分も受けつけにくくなります。

どうやらピロリ菌が原因ではなかったようです


しかし、間接的な効果はあった

だからといって、まったく効果がなかったかと言えばそうではありません。
まず第一に、快便であることの影響です。
毎朝ほぼ確実に便がでるので、朝ランニングが快適にできます。そして何より、レース当日の朝にも確実に出るようになったため、レース会場で長蛇の列にならぶ心配がなくなりました。

そして、もうひとつ。キレがよくなったため、トイレ時間の短縮され、レース当日のトイレにも余裕がでました。除菌前は、便がなかなかでない感じで、キレも悪かったためなかなかきれいに拭きとれず、時間がかかっていました。レースの朝は、何かとやることも多いのでかなりのメリットです。
また、紙が少ししかないときの心配や、拭きすぎによる痛みもなくなったことで、レースにより集中できるようになりました。

まとめ

ピロリ菌除去については、私個人の結果だけですので一般的にどうかわかりませんが、ランニングへの直接的な影響は感じられませんでした。

しかし、毎朝、キレのよい便がでるようになったため、ランニングについても、特にマラソンなどのレースについて朝が早いことが多いため、メリットを感じることができました。

ランニングは、脚や循環器系の問題だけでなく、胃腸の問題が大きいです。
ピロリ菌検査がまだ済んでいない方で、病院にいけない場合には、簡単な検査キットと治療セットがありますので、ぜひお試しください!



●ピロリ菌「検査キット」
pylori



●ピロリ菌「除菌セット」