夏はやはり涼しくなかった

平成から令和に元号が変わって初めての夏。改元が気候に変化を及ぼすわけなどあるはずもなく、今年も昨年同様に暑い夏でありました。地球温暖化で、まだまだ暑さは続きそうですね。

ところで、夏といえば、海や川でバーベキューなどアウトドアがけっこう楽しいです。プールで泳ぐのもいいですね。涼しい水辺で何かするのが暑い夏の定番です。

ランニングはどうでしょうか?
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ご存じのとおり、はっきり言って夏ランニングはお勧めできません。

走るとやばい夏の暑さとモチベーション

夏の暑さは熱中症などの身体に危険があります。マラソンでは冬でも脱水症状になったりするのに、夏は体温がもっと上がるので危険もさらに高まります。
紫外線も問題です。特に、女性には紫外線は大敵。シミやシワ、肌荒れの原因にもなります。
暑い夏の太陽は、ランナーの敵とも言えるのです。


走れないのは暑さだけではなかった

個人的なことをいえば、夏の暑さだけでなく、「忙しさ」も走れない原因でした。忙しいということは、時間がないということです。ランニングに割く時間がありません。
しかも暑い外を走るのは水分補給など暑さ対策も必要で、冬よりも体調管理に時間がかかります。
忙しく生活が不規則になれば、疲労で体が弱ります。体が弱れば、心も弱くなり、外を走りたくないという気持ちにさせるのです。

走れぬのなら走れるまで待とう

この夏はそんなこんなで、結局外は走りませんでした。
早朝なら涼しい?いやいや、忙しいときに睡眠時間を削ってまで早朝ランニングなど論外です。夏バテ気味で走る気がおこらない上に、睡眠はすでに不足気味。そんな元気はありません。

涼しい秋が来るまで外は走らない。これが令和元年の夏の私の結論。涼しくなるまでは外を走るのは待つという方針をとりました。しかし、そうは言っても、待っている間に何もしなければ、体力は落ちるばかり。どうすればよいのか?
私は考えました。

暑い夏を根性で走ることはできない

暑い夏に走力を落とさないようにするには何が大切なのか?
走り続ければ走力は落ちません。一番わかりやすい方法は根性です。心を鍛えなおして気合いで外を走ればいい。
とは言え、心身ともに弱っている暑い夏です。1日2日ならば、根性で乗り切れますが、2か月3か月と続けるのは無理があります。確かに根性も大切、でも根性には限界がある。世の中に3日坊主という言葉があるのは、最初の気持ちは3日しか続かないということで、そんな人がたくさんいるからです。私もまたその一人。

頭の切り替え。暑くても走る方法はある。

根性がダメなら、頭を使うしかありません。
気持ちで乗り切るのではなく、合理的に考えて「暑さ」を回避する。その方法はふたつ。涼しい地域に移動するか、今ここの温度を下げるか
一つ目を考えてみると、忙しいから涼しい避暑地などヨソに行っている時間はありません。そんなお金ももちろんない。すると2つ目の選択肢しかなく、今住んでいる暑い土地にとどまりつつも涼しく走るしかありません。そして、冷房の効いた室内という結論になります。

涼しい屋内で走るには、自宅にランニングマシンを置くのが手っ取り早い。ですが、家電量販店で売っているものは耐久性に不安があります。業務用は高くてゴツイので無理。そうなると、スポーツジムでランニングマシンで走るのが一番合理的な選択となります。

結局ジムでランニングの練習

ランニングマシンはだいたい35分~40分が目安です。昼間のデスクワークで体が硬いので、5~10分ほど歩いてから走ります。
ポイントはマラソンもスピードが速いことで、時速16km(キロ3分45秒)で走ります。距離は1kmを3回の計3kmのインターバル走です。ハーフマラソンでは、私のペースは4分10~15秒くらいが目安です。なので、けっこうキツイのですが、1km程度なら苦しまずに走れます。それを休憩の歩行を入れて3回行うと3回目には息があがり、汗も流れて体も熱々「一丁上がり」となります。
合計の走行距離は5km~6kmです。

それなりに激しいので、短い時間でも負荷が大きく。運動は毎日これだけでも、いつもの食事をしている限りは、体重も増えることはありません。
問題は、長距離を走るための持久力ですが、こちらの方はレースが近づいてきたら走るつもりです。そのころには涼しくなっていることでしょう。

ランニングマシン練習で参考にしている本

ジムでのランニングマシン練習では、股関節に注意して足がまっすぐに前に出るように心がけています。
ランニングマシンのいいところは、一定のペースで同じ条件で走れることです。自分の走りのチェックをするには、気象や路面の状況が変わる外を走るよりも優れています。

走り方に関しては現在こちらの本↓を参考にしています。



股関節の仕組みについて解説があり、股関節を意識しながらランニングマシンの練習に励んでいます。
漫画家のみやすのんき氏の本ですが、研究熱心で解説がわかりやすい。ご自身の経験も面白く参考になります。サブ3以下のランナーにお勧めです。