なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

2019年01月

さて、今週末は私にとって毎年の恒例行事になっている「フロストバイトロードレース」が東京都の米軍横田基地で開催されます。もしかすると、もう10回目の参加となるのかもしれません。(参加しなかった年があるような気もしてます)

初めての参加から参加賞のトレーナーをもらっているので、家に何枚もあります。トレーナーをくれる大会はあまりないので良いのですが、正直なところ、ちょっと増えすぎました。トレーナーはあまり着ないからです。

地球温暖化の影響で、気温もすぐに高くなるので、長袖で生地の厚いトレーナーは着る場面も少なくなってしまいます。そうは言っても、いろんなマラソン大会の参加賞でもらうTシャツに比べれば、数は少ないものですけどね。もう段ボール箱に一杯です。

新年初レースとなるフロストバイトで今シーズンを占う


ところで、このレースに向けての今の私のコンディションは「ふつう」です。
いい大人が「ふつう」というのでは怒られてしまいそうですがw、率直に言って、良くもなく悪くもなく、といったところです。

なぜこのような小学生のような表現にしかまとめられないかというと、レース前の感触というのは、最後に走ったレースの感覚と、練習の感覚が問題となるからです。

練習は「それなりに」やっているけど、レースにしばらく出ていないから、実際にどれくらいで走れるのかわからない。なので、「ふつう」のコンディションなのですw 。

「それなり」の練習をもう少し詳しく書きますと・・・

今シーズンは、11月中頃から平日夜週3ほどの10kmのトレッドミルと、週末の20~30km走など、フル・ハーフのマラソン用の最低限の練習はこなしています。ハーフマラソンなら1時間30分は狙えそうな雰囲気です。しかし、自己ベストの28分台は微妙なところ。

総合的にみて、まあ、ふつうですねw 。
運が良ければ自己ベストも出るかもしれません。

フロストバイトの楽しみ方


自分のコンディションはそんな具合でしたが、大会についてはどうかと、過去に書いたものを読んでいただくと、何となく雰囲気はわかるかもしれません。(過去の記事はこちら)

改めて、フロストバイトロードレースを簡単にまとめるとこうなります。

1.アメリカ的感覚なので予想がつかない。


アメリカ人が日本で運営するというとても珍しいレースです。当然、日本人的ではなくアメリカ人的感覚が大会運営に表れます。

基地への入場の検査などは、この大会の醍醐味のひとつ(かな?)。また、基地の事情で、スタート時間が変わったり、レース途中でしばらくストップかけられたり、距離が短かかったりします。 そんな、アメリカ的な感覚を日本人的にどうとらえるかが問題ですが、楽しむか憤るかはあなた次第です

2.会場ではオリジナル商品が多い

マラソン大会といえば、各地方で町起こしの意味合いなどもあって、地元の名産品を売ったりします。それぞれの大会にそれぞれの工夫と面白さがありますが、どれも基本的に日本の観光地の雰囲気。

一方の横田基地マラソンは、地元の土地の名物など無関係。アメリカなのです。 米軍関係者らしき人たちが豚汁ではなくハンバーガーを売っていますし、売店では「YOKOTA」のマフラーやニット帽が売られています。 そんな異国情緒が横田マラソンの楽しみのひとつです。

3.風が強くけっこう寒いことが多い

今まで、このレースを何度か紹介しましたが、この大会は例年、風が強くて寒いです。
今、私は風が強いことで知られる浜松にいますが、今週はかなり風が強くなっています。遠く離れた横田基地には浜松の風は関係ないと思いますが、フロストバイトロードレースは同じくらい強い風が吹く大会です。そして、おそらく今週末も・・・
気温は、浜松よりも福生市の方が低いので、私にとっては寒さがこたえます。「フロストバイト」とは英語で「凍傷」の意味だそうです。実際には凍傷にはならないと思いますが、寒さは厳しい・・・

しかし、この寒さの中を走るのがこのレースの楽しみでもあります。気分は寒中水泳ですマラソンなんてものは、つまるところ、物好きがやる変な趣味です。せっかくなので、この寒さも楽しみたいところです。

もはや一年のランニング生活の始まりを告げる恒例行事

なぜか、このレースが近づくと、ブログに書きたいと思いようになります。理由を考えると、私にとって、この「フロストバイトロードレース」は一年の始まりを告げる恒例行事となっていることに気づきました。

スポーツイベントとしては運営や天気など、日本人としてはやや難しいと感じる部分がないことはないです。とはいえ、このレースは日常的に参加するマラソン大会とは違う独特の雰囲気があります。

異界」とも言えるこの大会に参加することには、私には初詣をする感覚に近い何かがあるような気もしないではない。いや、むしろ芸能人が正月にハワイに行く感覚でしょうか?w

今週の日曜は、せっかくなので、寒さと強風で身を清め、1年の豊作と無病息災を祈りつつ走らせていただきます!


今年初めてのランニングは1月3日に行いました。
2月末の「静岡マラソン2019」に向けての30km走。1月の朝はやっぱり寒かった!


なぜ真っ暗の冬の朝に出てゆくのか?

普通の感覚からすれば、正月3日の早朝に走りにいくのは、尋常ではありません。お正月にわざわざ走るのは、箱根駅伝の選手くらいだろうと思うでしょう。
しかし、私のような大して速くないランナーでも、正月3日に走ったのです! 


正月の練習はやっぱり辛い

大抵のひとは、お正月休みはのんびりしています。そう考えると「たかだか趣味のマラソンのために正月の早朝から走るとは一体何ごと?」と思ってしまいます。

それに1月の朝は寒い!とても寒いから起きるのがツラい。ただただツラい。朝の5時台だと暗いからなおさらツラい。

さらに、冬の暖かいふとんは気持ちいい!気持ちいいから布団から出たくない。

正月、寒さ、暖かい布団。この三つが正月休みの朝のランニングを難しくしています。


辛くても正月に走りにいく理由

正月の朝のランニングはツラい!でも、私は出かけて行きました。その理由は3つ。 

まず1つ目の理由は、レース。私は「静岡マラソン2019」(2月24日開催)にエントリーしています(「静岡マラソン」公式サイト)。この大会は良いタイムが出やすいので、練習で自己ベストが狙えるような走力をつけたいのです。 

2つ目は、自分に勝つということ。これは精神的な目標みたいなものです。趣味とは言え、いい加減にやると、仕事や人間性に関わる部分に影響が及びそうです。己に勝つなどというと、体育会系な感じがしますが、私もマラソンを続けているうちに体育会系になったのかもしれません。

3つ目は、習慣づけの練習。2つ目の理由と関係しますが、自分がどんなに厳しい状況に置かれても、立ち向かう習慣を身につけたいと私は思っています。自分に勝つための心構えを常に持っていたい。
苦しいことは避けて通りたいものですが、日本の未来は厳しそうです。もし困難立ち向かうことを「習慣化」できれば、厳しい世の中になっても順応できます。


良い習慣を身につけたい

この3つ目の「習慣化」については、『人生を変える習慣のつくり方』(グレッチェン・ルービン著)という本の影響がありました。

この本で、「よい習慣はそれ自体がご褒美」という言葉を見つけて、なるほどと思いました。
「何かできたら自分にご褒美」にしてしまうと、目的の何かよりもご褒美が目的になってしまい続かないそうです。困難に立ち向かう習慣を得ること、それ自体がご褒美だと考えられるのは素晴らしいことのように思えたわけです。

もしかすると、何か間違ってるかもしれませんが、とりあえず冬の早朝ランニングのモチベーションの一つとなったので、この本を読んで良かったかなあと、思っています。

私の意志はふつうの人間よりもかなり弱い。だから、意志ではなく習慣によって難しい状況を切り抜けられるようにしたいなあ、などと思って冬の早朝ランニングをしているというわけです。

ランニングの成果をランニング以外に広げて行きたいですね。

明けましておめでとうございます。
2019年となりました。今年もゆるくそこそこに更新していく予定です。
本年もよろしくお願いいたします。

新年初めての記事は、新年らしくしようかとも思いましたが、昨年更新した前回記事の続きにしました。内容が新年らしくなくて、ごめんなさい!


マラソンすることのデメリット

マラソンにはデメリットもあります。
「マラソンなんて苦しいことをなぜ続けるのか?」とよく問われますが、確かに苦しいです(笑)。苦しいことは、マラソンのデメリットの一つで、苦しいことをわざわざするひとがおかしいと思うのは当然です。

身体的なデメリット

例えば、トレーニング。トレーニングもある程度きつくないと成長しません。したがって、苦しいことは苦しい。
また、マラソンでは、脚が痛むことがよくあります。これもデメリットのひとつ。前回の「袋井マラソン2018」でも脚が痛みました。レース中に足が痛むと本当に地獄(笑)。

「苦しさ」と「痛み」はマラソンにはつきものです。しかし、ランニングは慣れてしまえば、言うほどは苦しくありません。
痛みについても、程度の差はありますが、筋肉や靭帯の炎症は数日すれば治まります。ランニングを続けていれば、痛みは治まることを知っているので、それほど怖くもありません。

 痛みや苦しさといった身体的なデメリットは「慣れ」である程度消化できてしまいます

心理的なデメリット

マラソンには、「突然死ぬかもしれない」という恐怖もあります。
フルマラソンのスタート直後は、生きて帰ってこれるだろうか、と今でも毎回心配になります(恐らく、完走できるかどうかの心配と重なっています)。
これは人生観の問題で、旅行に行って事故に遭うことの心配と同じ。不安で行動できないなら、得られるものも少ない。犯罪が怖いからといって、家に引きこもっているわけにはいかないのと同じです。生きていればリスクは必ずあります。

実生活でのデメリット

私にとって、マラソンのデメリットで大きいのは、練習に時間がかかることです。
特にフルマラソンの練習ともなると、4時間走ることも普通です。練習場所への移動や休憩、練習後のストレッチやシャワーなどもあって、かなり時間がかかります。
フルマラソン用の練習をすると、休日を走っただけで終えてしまうことがよくあります。 やることは走るだけ。何も生み出さないので時間の無駄に思えることがよくあります。しかも長時間の練習で体がけっこう疲れます。

自分の生活の中でマラソンをどう位置づけるか


練習に時間を食うことには、今でも解決策はありません。効率よくやれば、ある程度は時間を短縮できるはずですが、劇的にタイムが上がらなければ、一回の練習時間は減りません。 

フルマラソンを続けるなら、スケジュールを管理して、マラソン練習用の時間をつくり、内容の濃い練習をするのが一番良いと思います。

 他のやりたいことと天秤にかけると、時間の無駄に思えます。走るだけですから(笑)。
マラソンにどんな意義を求めるかが大切ですね。


↑このページのトップヘ