最近は、更新回数も減ったものの、だらだらとこのブログを続けています。とりあえず、ブログが続いているのは、走ることを続けているから。続けることの意義はあるような気がしてます。
私は来年48歳、年男です。人生の節目を迎えて、これからどう生きるかについてよく考えます。「走ること」についても、なぜ続けているのかいまだに考えています。
いろんな場所で練習するようになり、住んでいる地域についてよくわかるようになりました。人間は慣れた場所ばかりに行くようになりがちで、長く住んでいても知らないことはたくさんあります。マラソンの練習以外では行かない場所に行くようになり、地元の街並みや自然について前よりわかるようになりました。
県内外のいろんな大会に出るようになり、行動範囲が広がりました。有名観光地ではないマラソン大会に参加すると、日本の姿がよく見えてきたりもします。地方は大変です・・・
マラソンで体が強くなりました。運動すれば普通に体も強くなります。それにともない精神も昔よりも強くなった気がします。
マラソンを9年も続けているのはそれなりのメリットがあるということです。
マラソンには、メリットだけでなくデメリットも当然ありますが、週末をつぶして練習したりするのは、「走れる体」になったことがうれしいからです。
私はもともと運動神経がよくないタイプの文系人間です。子供時代は運動が苦手だったので、体育の授業などはとても苦痛でした。しかし、もし今、体育の授業があったら、たぶん自信をもって参加する思います。たかが走れるようになっただけのこと。自信過剰と思われるかもしれませんが、そんなものですよね。
走れる体になると、体の使い方がわかります。もちろんランナーのレベルによって、わかることは違いますが、始めてフルマラソンが完走できれば、その後の身体は確実に変化しています。その身体の変化に気づき、そのことに興味をもてるかがランニング継続の鍵となるのです。
私の20代は、ほぼまったく運動しませんでした。本を読むことが多く、椅子に座り続けるのが当たり前。当時は肩こりとの闘いでしたが、肩こりの原因などは探しもしませんでした。適当に体を動かしたり、誰かにもんでもらったりして、肩こりと付き合っていました。
今では肩こりはほぼありません。その理由は、マラソンをすることで自分の体に興味をもったからです。体の仕組みを探る習慣が身について、ランニング方法や痛みの改善に役立てるようになりました。その結果、悪い姿勢からくる血行不良が原因の肩こりを克服できたというわけです。
結局、走れる体になったのは、自分の体に興味を持ったからです。自分への好奇心がないと、走ることもなかなか上達しないのです。
私は来年48歳、年男です。人生の節目を迎えて、これからどう生きるかについてよく考えます。「走ること」についても、なぜ続けているのかいまだに考えています。
改めてランニングを問う
私がマラソンを始めたきっかけは、2010年の東京マラソン出場。走り続けて9年になりますが、いろんなことがありました。良かったと思うことがたくさんあります。マラソンすることのメリット
ランニングで仲間ができました。自分の仕事や世代を超えていろんな人と出会えたのが収穫です。嫁さんとも知り合いました。これは大きい(笑)。いろんな場所で練習するようになり、住んでいる地域についてよくわかるようになりました。人間は慣れた場所ばかりに行くようになりがちで、長く住んでいても知らないことはたくさんあります。マラソンの練習以外では行かない場所に行くようになり、地元の街並みや自然について前よりわかるようになりました。
県内外のいろんな大会に出るようになり、行動範囲が広がりました。有名観光地ではないマラソン大会に参加すると、日本の姿がよく見えてきたりもします。地方は大変です・・・
マラソンで体が強くなりました。運動すれば普通に体も強くなります。それにともない精神も昔よりも強くなった気がします。
マラソンを9年も続けているのはそれなりのメリットがあるということです。
自分の体についてわかること
中でも私にとって一番重要なメリットは、自分の体についてよくわかったということです。マラソンには、メリットだけでなくデメリットも当然ありますが、週末をつぶして練習したりするのは、「走れる体」になったことがうれしいからです。
私はもともと運動神経がよくないタイプの文系人間です。子供時代は運動が苦手だったので、体育の授業などはとても苦痛でした。しかし、もし今、体育の授業があったら、たぶん自信をもって参加する思います。たかが走れるようになっただけのこと。自信過剰と思われるかもしれませんが、そんなものですよね。
走れる体になると、体の使い方がわかります。もちろんランナーのレベルによって、わかることは違いますが、始めてフルマラソンが完走できれば、その後の身体は確実に変化しています。その身体の変化に気づき、そのことに興味をもてるかがランニング継続の鍵となるのです。
走ることで自分に興味をもつ
今では肩こりはほぼありません。その理由は、マラソンをすることで自分の体に興味をもったからです。体の仕組みを探る習慣が身について、ランニング方法や痛みの改善に役立てるようになりました。その結果、悪い姿勢からくる血行不良が原因の肩こりを克服できたというわけです。
結局、走れる体になったのは、自分の体に興味を持ったからです。自分への好奇心がないと、走ることもなかなか上達しないのです。
今後も走ることを続けるなら
私にとって大事なのは、走ることが「上達する」ことで、「速くなる」ことではありません。速くなるのは結果であって、まず何よりも、走ることを上達させたい。
例えば、レースの自己ベストを更新することは目標のひとつですが、それが私の走ることの目的ではありません。「速さ」はランニング上達の指標でしかない。私にとってランニングが上達したということは、身体について理解しその使い方がうまくなったということです。
「走ること」は、今の私にとっては、日常の体の動きの基本となっています。投げたり、押したり、跳ねたりすることはあまり重要ではありません。この基本動作を研究しながら、自分の身体についてより深く理解したいのです。
今後も、走ること続けていく予定ですが、走ることの目的は、記録を更新することではなく、自分の身体をより深く理解することです。さらには、これを突き詰めて、自分という存在を理解したいと考えています。
例えば、レースの自己ベストを更新することは目標のひとつですが、それが私の走ることの目的ではありません。「速さ」はランニング上達の指標でしかない。私にとってランニングが上達したということは、身体について理解しその使い方がうまくなったということです。
「走ること」は、今の私にとっては、日常の体の動きの基本となっています。投げたり、押したり、跳ねたりすることはあまり重要ではありません。この基本動作を研究しながら、自分の身体についてより深く理解したいのです。
今後も、走ること続けていく予定ですが、走ることの目的は、記録を更新することではなく、自分の身体をより深く理解することです。さらには、これを突き詰めて、自分という存在を理解したいと考えています。