なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。 それ以来、50歳を過ぎた今も、なぜか走り続けています。 走ることにどんな意味があるのか? 「からだ」「こころ」「グッズ」「レース」「本」などから、走ることについて考える、ランニングブログです。

2017年07月

7月も終盤、学校も夏休みに入ったようです。
子供たちは元気にショッピングモールの中を走り回りますが、おとなにはシンドイ。
やっぱり今年も、日本の夏は暑いです。


朝ラン勧めてましたけど・・・

私は今、あまり走っていません。暑いからです。
走っていないから、あまり書くことがなくてブログの更新も滞っています。
夏の初めに、朝ランニングのすばらしさについて書きました。
しかし、早起きによる睡眠障害により朝ランニングは停滞。
そして今回は、皆さんの予想通り?、ランニング活動の減少についてのご報告です。


現在のランニングの距離は・・・

現在の走行距離は朝ランは週に1、2回。距離は6km程度。夜は週3回くらいジムで5kmほど。だいたい週20~25kmですから、月間の走行距離は100km程度でしょうか。
今のこの状態でフルマラソンに出るとすると、間違いなく地獄を味わうことになるでしょう。

しかし、ひと月に100kmという距離はゼロではありません。ランニングをしないひとと比べればなかなかの距離と言えます(あえてポジティブに)。
おそらくこの程度の距離でも走り続けていれば、体重と筋肉を維持できると考えています。


仲間をとるか、自分流を貫くか

私のランニング仲間たちの一部は、このクソ暑い中でもへっちゃらで、月に300km走る男が何人かいます。
しかし、今のこの時期、気温が30℃超えることは当たり前。この暑さでは、私レベルのランナーはキロ5分で走るのも大変です。正直なところ、消耗が激しすぎるのです。
仲間たちはラインのグループで、「今日は30km走った」とか、「アップダウンのコース20km」などと書き込んできます。私は黙っているか、「すごいね」と短いコメント。練習に誘われても応じず、焦らないこともないですが、今年の夏はあまり走らず我慢しています。私なりの考えがあるからです。


「夏は我慢」という私なりの理論の実践

それは、昨年の7月、8月の走り込みの経験からです。秋の大会に備えて、クソ暑い中走り込みを頑張ってみたものの大した効果がありませんでした
暑い中を走っても、身体が動きません。簡単に言うと、暑いとスピードが出ない
同じ体力を使っても冬場のようなスピードで走れず、ゆっくり走ることに身体が慣れてしまいます

また、異様に汗がでるので水分補給が大変。汗で靴がぐちゃぐちゃ。長い距離を走るなら5時にはスタートするから、とても早起き。もう大変な労力なのです。
昨年の経験を踏まえて私が出した結論は、「夏は我慢する」でした。


まとめ:今年の夏の練習はコレ

では、今年の夏は走り込みの代わりに何をするか?、
筋トレ、ヨガ、トレランです。

筋トレ」は、バーベルを使ってスクワットやランジを行います。足腰が鍛えられ、下り坂で体が安定するのを実感しました。
ヨガ」は、体幹が鍛えられて、体のぶれが少なくなります。身体の各部分の連動にも敏感になります。
トレラン」は、週末にしか行けませんが、山の中は涼しいため気持ちよく走れます。また、坂道練習の代わりになります。

今年の夏は、体力を消耗しないように暑い中の走り込みは避け、最低限のランニングと、筋トレ、ヨガ、トレランの三本立てで来シーズンのマラソンに備えます
効果のほどはまだわかりませんが、試行錯誤で自己ベスト更新を狙います



いよいよ暑くなり、日中の最高気温は30℃を超えるようになりました。

朝ランは睡眠のリズムが乱れたために、毎朝走ることは止め、今は週2回程度に抑えています。
スタート時刻も朝5時から6時に変更。スケジュールを調整しました。


キロ6分ペースのジョギング

このところ、朝の気温も一気に高くなっています。
暑さでこれまでのように走るのはしんどい。ペースも調整が必要です。

私が日頃走るのに目安としているのが、キロ5分(時速12km)ペース。ハーフマラソンは約1時間45分、フルマラソンは約3時間30分で完走できます。
今は、暑さのためにこのペースをキロ6分(時速10km)に落としますことにしました。ハーフマラソンで約2時間6分。フルマラソンで約4時間12分。ゆったりとしたペースになります。

このゆったりペースへの変更が意外と難しいもので、キロ6分でゆっくり走り続けると、だんだんと身体が弛緩してきて、腰が落ちてしまいます。ゆっくりの時は、全身は使わず、脚だけで走れますし、脚だけの方が楽だからです。


イダテンからライトレーサーTS5に変更

最近の朝ランニングで主に履いていたのは、ミズノの「イダテン」。3年ほど前に購入したもののサイズが小さくてお蔵入りしていました。ところが、雨の日に走ろうと、このイダテン引っ張りだして靴ひもをギュッと締めて履いてみるとピッタリ。キロ5分くらいで意外と軽快に走れます。悪くないのでずっと使っていました。
しかし、最近の暑さでペースがキロ6分に落ちました。そこで、ゆっくりでも快適に走るために、シューズを変えてみてはどうかと考えました。

選んだシューズが、アシックスのライトレーサーTS5

以前、下の記事でご紹介したシューズです。
<シューズ紹介> 部活じゃないけど! ライトレーサー(LYTERACER) TS5
大きいシューズは長・速・坂に気をつけろ! 続「ライトレーサー TS5」
靴擦れのもうひとつの原因 続々「ライトレーサー TS5」

しばらくは履いていませんでしたが、TS5は私のもつランニングシューズの中でクッション性が大きい。このクッション性に期待しての選択です。


久しぶりのTS5の感触

久しぶりにTS5で走ってみると、やはりソールの柔らかさが印象的でした。
最初はキロ5分半くらいで試してみましたが、それまで履いていたイダテンと比べると柔らかすぎて走りにくい。クッションがそれほどではないシューズに慣れると、クッションに違和感を感じます
しばらくして、暑さのためにすぐにペースダウン。
キロ6分に慣れてくると、だんだんとクッションが心地よくなってきます。脚が跳ねて進むような気がするクッションの反発力。
そして、久しぶりに履いてみて気づいたのがグリップ力です。ソールがアスファルトをグッと捉えて、しっかりと脚の力が伝わります。それまで履いていたイダテンのソールがやや減っていたこともあって余計にグリップを感じたかもしれません。


スロージョグでは快適

この季節は、単純な暑さに加えて、夏バテで体力も落ちてきます。シーズンオフで走り込みもすくないため、私の脚力もだいぶ落ち、キロ6分半に落ちることもあります。
だいたいキロ6分~6分半のペースで、6~7kmを時間にして45分ほどで走りますが、この程度でしたら、足もそんなに蒸れないのですし、靴擦れも起こりません。夏の朝の軽いランニングには、なかなか良いシューズだと思いました。


まとめ


ライトレーサーTS5は、頑丈ですが重量は軽く、ソールが柔らかいシューズです。
フォームがどうのこうのと難しいことは考えずに、夏の朝をゆっくりと気持ちよく走るには、TS5はクッション性が心地よく感じます。
これからしばらくは、このシューズで走り、夏本番の暑さを乗り切りたいと思っています。


 

今回は、以前書いたこちらの記事「続・フルマラソン30kmの壁対策 ~ ピロリ菌を除菌完了!」について、その後どうなったかの経過報告をします。

※今回は、少し尾籠な話になりますのでご注意ください。


ピロリ菌除去直後の効果

上の記事の中では、その前にネット通販で買ったピロリ菌「検査キットで検査したところ、陽性反応が出たため、ピロリ菌「除菌セット」を購入し治療したことを報告しました。

治療後すぐに感じたのは、胃腸の調子がよくなり、朝、快便がもたらされるようになったことでした。キレがよくなりました。
心理的には、胃がんの原因となるピロリ菌が除去されたことで、健康に対する不安要素がひとつ減ったことが大きいです。


ピロリ菌除去によるランニングへの影響は?

胃腸の調子が良くなり、それがランニングにどんな効果があったか?
実は、ランニングへの効果はあまりわかりませんでした。
胃が軽くて快調に走れる、というような具体的効果は感じられないのです。
意識できないところで、何らかの影響はあるかもしれませんが・・・


30kmの壁はどうなった?

では、私にとっての「30kmの壁」(フルマラソンなどで30kmを過ぎると胃腸がやられて気持ち悪くなる現象)はどうなったか?
こちらも残念ながら、そのまま変わりませんでした
結局、長い距離(だいたい30km以上)をある程度のスピードで走ると内臓がやられてしまい、気持ちが悪くなって、身体が水分も受けつけにくくなります。

どうやらピロリ菌が原因ではなかったようです


しかし、間接的な効果はあった

だからといって、まったく効果がなかったかと言えばそうではありません。
まず第一に、快便であることの影響です。
毎朝ほぼ確実に便がでるので、朝ランニングが快適にできます。そして何より、レース当日の朝にも確実に出るようになったため、レース会場で長蛇の列にならぶ心配がなくなりました。

そして、もうひとつ。キレがよくなったため、トイレ時間の短縮され、レース当日のトイレにも余裕がでました。除菌前は、便がなかなかでない感じで、キレも悪かったためなかなかきれいに拭きとれず、時間がかかっていました。レースの朝は、何かとやることも多いのでかなりのメリットです。
また、紙が少ししかないときの心配や、拭きすぎによる痛みもなくなったことで、レースにより集中できるようになりました。

まとめ

ピロリ菌除去については、私個人の結果だけですので一般的にどうかわかりませんが、ランニングへの直接的な影響は感じられませんでした。

しかし、毎朝、キレのよい便がでるようになったため、ランニングについても、特にマラソンなどのレースについて朝が早いことが多いため、メリットを感じることができました。

ランニングは、脚や循環器系の問題だけでなく、胃腸の問題が大きいです。
ピロリ菌検査がまだ済んでいない方で、病院にいけない場合には、簡単な検査キットと治療セットがありますので、ぜひお試しください!



●ピロリ菌「検査キット」
pylori



●ピロリ菌「除菌セット」



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