ゴールデンウィークの連休も終盤です。
今年は東海地方は天気もよく、ランナーには絶好のコンディションでした。

今年のGWのランニングは、単なる練習ではなく、ちょっと変化をもたせました。
これから数回、私の連休中のランニングについてご報告したいと思います。


浜名湖を1周する


●浜名湖
まず、この連休で最初にやったことは、地元の浜名湖一周です。
浜名湖は、海水と淡水が混じった汽水湖で、観光や漁業が盛んです。
この地域は 風が強いので有名ですが、この時季は真冬に比べれば風も穏やかで過ごしやすく、走る時期としては悪くありません。
ただし、浜名湖の周辺の道路には歩道が整備されていないところも多く、自動車には注意が必要です。

●コース
浜名湖は、いろんな回り方があり、ひとそれぞれでコースが違います。
今回、私が走ったのは、浜名湖の中の猪鼻湖を除いた一周約56km
スタートはJR東海道線の新居町駅から。時計回りに、西に進み、新居の関所跡をすぎて北上。JR鷲津駅、天竜浜名湖鉄道知波田駅を経て猪鼻湖入口の瀬戸橋を渡ります。
ここから今度は東(北東)に向かい、天竜浜名湖鉄道・浜名湖久米駅、本田技研細江工場方面に。
その後、南下して、舘山寺温泉、浜名湖ガーデンパーク、渚園キャンプ場などを経て、スタート地点のJR新居町駅へと戻りました。

●走り
朝の7時に仲間3人とともにスタート。
この時間はまだ涼しく、上にウインドブレーカーをまといました。
序盤は涼しいため快調でしたが快晴のために11時くらいには気温が上がり、予想通り暑くなりました。
キロ6分半ほどでゆっくりと走り、途中、コンビニで3回ほど休憩。
気温は20℃以上で、水分はこまめにとったものの、35km過ぎてからは膝が痛くなり、50kmを過ぎた辺りからは、時々歩くような状態に。最後は重い体を引きずるように、何とか走ってゴールしスタート地点の新居町駅に戻ることができました。時間は約7時間。
仲間のうち、2人は先にゴールし、もう1人は足を痛めて私よりあとにゴール。気温が高い時のロング走のキツさを痛感しました。道路に日影はほとんどないため、暑さと紫外線にやられました。


ターサージールの履き心地

今回は、56kmのロング走であえてターサージール2を履いてみました。
ターサージールはソールが薄くクッション性が少ないため、ロング走ではあまり履きません。しかし、他のシューズではクッションで保護されてしまう部分を、今回はこれをあえて履くことで鍛えようという意図がありました。

結果はどうだったか?
30km付近で足の裏が疲れてきました
クッション性の少なさを補うべく、足の裏と足指の筋肉を駆使して、自分の足でクッション性を作り出そうとしていたからです。自前クッション。
しかし、私の右足は開張足でアーチも落ちているため、右足の裏が痛くなり、最終的には、膝と腰にまで痛みが出てきてしまいました。

ターサージールは軽い。ソールは薄いが、クッション性が全くないわけではい。
ランニングシューズですから、軽快に走れます。
しかし、フルマラソンのタイムが3時間半を少し切る程度の脚力のランナーは、ターサージールでロング走をすると、もしかすると途中で脚が痛くなることがあるかもしれません。


GWのランニングで気をつけること

この時季は気温が上がってくる上に、日差しも強くなります。
昼間、外を走るのに気をつけなければならないことは、暑さ紫外線です。 
この時季の暑さは、身体がまだ慣れていないために、外を走ると身体に負担がかかるようです。また、水分補給についても、寒い時と同じにしてしまうと、想像以上に汗をかくために、脱水症状を引き起こします。多めに飲料水などを用意しましょう。

気温の変化も大きく、朝方は涼しくても10時頃に晴れていると一気に気温が高くなります。この気温の変化にも注意が必要です。

これからさらに暑くなりますので、外を走るときはくれぐれもお気を付けください。