なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

2017年01月

村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」の第4章について、再び書いていきます。

今回は、村上氏が語る小説家に必要な3つ資質についてです。

その3つの資質とは、

「才能」、「集中力」、「持続力」

です。

これらは、どんな仕事についてもその分野で一流になるためには必要なものですね。
それぞれについて、村上氏のコメントを見ていきましょう。


才能について

"小説家にとってもっとも重要な資質は、言うまでもなく才能である。文学的才能がまったくなければ、どれだけ熱心に努力しても小説家にはなれないだろう。これは必要な資質というよりはむしろ前提条件だ。燃料がまったくなければどんな自動車も走り出さない"

こればっかりは、自分の力でどうにかなるものではないですね。
ランニングも、仕事も、ただ頑張るだけでは一流にはなれません。自分の適性と自分のやろうとしていることが一致していなければ、その分野で頭角を現すことができないのです。
文化系ランナーである私などは、言うまでもなく、マラソン大会で上位に食い込むことなどは目指していません。


集中力について

"才能の次に、小説家にとって何が重要な資質かと問われれば、迷うことなく集中力をあげる。自分の持っている限られた量の才能を、必要な一点に集約して注ぎ込める能力。これがなければ、大事なことは何も達成できない。そしてこの力を有効に用いれば、才能の不足や偏在をある程度補うことができる。僕は普段、一日に三時間か四時間、朝のうちに集中して仕事をする。ほかには何も考えない。ほかには何も見ない"

何かをするのに、あれもこれもと他の事を考えていては作業が進まないことはご存知の通りです。仕事や勉強をするのに他のことを考えずに集中して行えば効率よく作業をすすめることができます。

マラソンについては、文化系レベルランナーが「集中」することを考えるとしたら、練習やレースで熱心に走るということよりも、他の趣味や楽しみよりもランニングを優先するということになります。
しかし、集中の度合いは村上氏がいうよりも緩くて、ほんのわずかな量の才能を、ある程度注ぎ込むぐらいでしょうか。
具体的には、週末の練習日前日には飲み会に行かなかったり、体重が増えないようにジムに行ったり、食事の量と質を考えたりと、生活がある程度ランニング中心の生活になってきます。集中力というよりはトレードオフですが、ランニング優先の生活をすれば身体が健康になってきますし、レースのタイムも自然と上がってくるようになります。


持続力について

"集中力の次に必要なものは持続力だ。一日に三時間か四時間集中して執筆できたとしても、一週間続けたら疲れ果ててしまいましたというのでは、長い作品は書けない。日々の集中を半年も一年も二年も継続して維持できる力が、小説家には--少なくとも長編小説を書く小説家には--求められる"

そして3つ目は、要するに継続は力なりですね。これもなければ何かを達成することができません。ビジネス書などを読んでいると「成功するために一番大切なことは、成功するまでやりつづけること」という言葉を目にすることがありますが、こういう粘りが仕事やマラソンでは重要です。

ちなみに、放浪の画家山下清は旅に出ると、見知らぬ人に食べ物を恵んでもらっていたそうですが、もらえなかった日は一度もなかったといいます。それは、もらえるまでずっといろんな人に声をかけ続けたから。どこでも生きていけます。スゴイですね。


2つの資質を向上させる


「集中力」と「持続力」は才能とは違い、トレーニングによってその能力を向上させていくことができると村上氏はいいますが、ここが今回の肝になります。


"これは前に書いた筋肉の調教作業に似ている。日々休まずに書き続け、意識を集中して仕事をすることが、自分という人間にとって必要なことなのだという情報を身体システムに継続して送り込み、しっかりと覚えこませるわけだ。そして少しずつその限界値を押し上げていく。気付かれない程度にわずかずつ、その目盛りをこっそりと移動させていく。これは日々ジョギングを続けることによって、筋肉を強化し、ランナーとしての体型を作り上げていくのと同じ種類の作業である。刺激し、持続する。刺激し、持続する。この作業にはもちろん我慢が必要である。しかしそれだけの見返りはある"

マラソンタイムを上げるためにスピード練習をしますが、私はこの時に「筋肉の調教作業」を一番よく実感します。ハーフマラソンのペースよりも少し早いスピードでインターバルトレーニングを行うと初めは2本ぐらいしか続かなかったものが、1週間、2週間と続けて行くうちに身体が慣れ、できる本数が増えます。
ロング走でも、マラソンをはじめたばかりの頃は10km走れませんでしたが、今は50km走ることができます。

限界値を少しずつ上げていくことが、身体的な作業についても、知的な作業についても同様に可能であることを村上氏は説明しています。そして、その作業を通して世界的な小説家になったのですから、説得力があります。

運動が身体を強くし、その過程で精神が鍛えられる。これが、私が今まで漠然と考えていた「身体と精神」の関係でした。しかし、上に引用した村上氏の考えに触れることで、身体(筋肉)の鍛錬と、精神(知的作業の集中力と持続力)の鍛錬を、同じ方法で行うことができることがわかりました。


まとめ

40年以上人生を続けていると、超人的な集中力を持っているひとに出会うことがあります。生まれつきそうなのか、後から獲得したなのかはわかりませんが、私は集中力がなく気が散る方なので、そういう人をうらやましく思っていました。
村上氏は少しずつ訓練を続けていけば、集中力を持続することができる、と語っています。根気よくやれば、40歳を過ぎてもマラソンのタイムが上がっていくように、集中力も持続力も少しずつ上がっていくはず
今後は私も、マラソン練習の筋肉調教の方法を知的作業に活かして、仕事で何らかの成果を挙げてみたい、などと考えています。

走り続けることも、やり方次第でいろんなことの役に立つようです。





●「走ることについて語るときに僕の語ること」 村上春樹著
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今年もフロストバイトロードレースに行ってきました。今年で8回目の参加となります。

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●天気は良好!

寒波のため「今年のフロストバイトは厳しそう」と先週お伝えしましたが、横田基地に向かう電車では外は無風状態。これは意外と良いコンディションかもしれないと期待して牛浜駅に9時15分頃到着しました。
ホームに降りても、風はない。
気温はマイナス2度。快晴。
走るにはまったく問題なし、いや、絶好のコンディションでした。
奇跡!(天気予報に振り回されて私が狼狽していただけかもしれません。)


●横田基地の検問通過しスタートラインへ

基地の門を通るとすぐに、恒例の本人確認と荷物検査があります。英語が得意ならここで軽いジョークでも入れて会話できるかもしれませんが、英語の練習まではしてこなかったので「センキュー」と言って終わりでした。進歩なし。

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   恒例の検問の様子


スタートは11時ちょうど。
ゼッケンをもらいトレーナーをもらい(今年の色はグレー)、真っ暗な米軍テントの更衣室で着替えて、荷物をまとめて...とやっているうちに時間は10時20分ほどに。トイレに並んで用を足すとスタート10分前で、急いでスタート地点に並びました。
 

●レーススタート 

気温は低くても風がないため待っていてもそれほど寒くありません。ジャンプや足踏みをしてスタートを待ちました。
この日は、右足裏と膝の調子がイマイチだったため、様子を見ながら走ることにしました。目標はネットタイムで1時間33分切りですが、もし足が痛くなればスローダウンの予定。

程なくして号砲がなり11時ちょうどに競技スタート。時間におおらかな大会ですが、今回のスタート時間は正確でした。


●スタート~1km
 
スタート後少しは渋滞気味で焦りました。どんなレースも私レベルでは前が詰まるので仕方ないですが、明らかに申告タイムより遅いペースの人が老若男女どんなレースでも必ずいます。自分の実力の位置でスタートしてほしいものです。1kmぐらいまでは、キロ5分ペースでした。

今回のコースの序盤はこれまでとは逆回りでした。建物の工事をしていたので、その影響ではないかと思いますが、本当のところはわかりません。

●1km~3km 

GPS時計の表示モードが知らぬ間に切り替わっていて、1kmあたりのペースがわからなくなりました。見慣れない数字が出ていたのでもしかすると、寒さで何かがおかしくなっていたのかもしれません。最初よりはペースをあげたので、キロ4分30秒くらいではないかと思います。
レース序盤は足の裏が痛くて、よい接地方法を模索しながらの走りとなりました。

●3km~6km

時計のペース表示が可能となり、だいたいキロ4分27秒くらいで淡々と走りました。
応援の数は少ないですが、アメリカ人のお姉さんの応援は陽気で熱く元気です。「フォー」っていう声はやはりアメリカですね。日本人は普通あまり言わないと気づきました。
途中スーパーマンのコスチュームのランナーがいて、何度も立ち止まって写真を撮っていました。その度にこちらが通り過ぎるのですが、いつの間にか抜かれていて・・・の繰り返しでした。さすがはスーパーマンです。

●6km~12km

建物を抜けて、滑走路まわりのコースになります。ここにくると例年風があるのですが、今年は無風でラッキーでした。ここも淡々と同じくらいのペースで走りました。エイドの飲料は水だけでしたが、折り返し地点では、オレンジ色のスポーツドリンクがありました。オレンジもあったみたいです。気温は0~-1℃くらいですからそれほど給水は必要ありませんでした。

●12km~17km

折り返しをすぎてから少し足が疲れてきました。特に問題もなさそうなので同じペースで走っていたら、付かず離れずで走っていた小柄な女の子が前に出て少し離されました。時計をみるとすこしペースダウンしていたので、慌てて立て直しました。そして、14kmくらいから少しだけ周りのペースが上がったようです。

●17km~19km

残り4kmくらいから同じくらいで走っていた緻密な感じの男性がペースを上げてきて、私の前を行く小柄女子を抜きました。なんとか緻密男性についていこうと頑張り、小柄女子を抜きました。そこに伏兵のタンクトップ女子があらわれて豪快に私を抜き去っていきました。すげえ、と感心しました。躍動感です。

19km~21km

19kmからはもう必死です。足の心配もないのでペースアップ。キロ4分15秒くらいで必死。19kmからはさらにがんばったのでキロ4分10秒ぐらいではないかと思います。後ろに息の荒い男性がいてずっと後ろから息づかいが聞こえていましたが、残り300mでかわされました。最後の粘りがないのが文化系です・・・

●GOAL

フィニッシュタイムはネットタイムで1時間33分でした。距離は今年はほぼぴったりでした。短ければもっと良いタイムのはずなので残念にも思いましたが、正しい距離で出した記録が正しいです。はい。

ゴール後はバナナが用意されていましたが、寒かったのでちょっと手が出ず。昨年まではWEB完走証でしたが、今年はその場で印刷してもらうことができました。毎年、すこしずつ変化がある大会です。

●まとめ
寒波がやって来てどうなることかと心配しましたが快晴で風もなし。無風で気温が0度位ならかなり走りやすいとわかりました。ゴール後は寒くて震えましたが、今年もかなり楽しめました!横田基地の皆さんありがとうございました。

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   米軍テントの更衣室(中は真っ暗で軍事作戦気分も味わえた)



最近購入した2足のランニングシューズについて、次の2つの記事で紹介しました。
・2017年冬休みのシューズ探し ~その購入までの道筋
・<シューズ紹介> 部活じゃないけど! ライトレーサー(LYTERACER) TS5

2足のうち「ライトレーサー」については、サイズがやや大きいかったので、このシューズを履くときは靴紐をこれまでなかったくらいにきつく締めるようにしています。足の横幅はだいたいこれで良くなりましたが、足の甲はまだ緩い。ここで、自分の足は薄くて平べったいのだなあ、と理解しました。

足ヒレのような私の足


私の足は27.5cmで同世代の中では大きい足をしている方です。しかも薄っぺらいとしたら、イメージとしては泳ぎに使う「足ヒレ」みたいなもの。足ヒレを着けて走るイメージはペンギンみたいで到底速く走れる気がしません。

「私はランニングには向いていないのでは?」と、またしても疑念がわいてきました。
この時、日本人の標準的な足のサイズってだいたいどんなものなのか気になりました。意外と日本人はみんなペンギンみたいなのかもしれないからです。

たまたまわかった自分の足の障害


ネットで日本人の足のサイズについて探してみました。しかし、なかなかそれらしい情報が出てきません。そうこうしているうちに、たまたま検索結果から「足の裏のタコ」について書いているサイトが目に入りました。
自分も右足の裏の中指の付け根のやや下側にタコがあります。これがどういうことで、なにを意味するのか興味があり、調べてみました。

足の裏や足の指の障害は、外反母趾や偏平足などが原因で起こることが多いようです。
足の障害により不自然な形で、圧迫や摩擦をうけることでタコや靴擦れなどが、時には痛みとともに現れるといいます。

私の足の裏のタコは、痛みはありませんが、どうも典型的な場所にできている様子。

調べていくうちに、このタコは足の横アーチの崩れが原因であると知りました。
この横アーチが崩れてしまう足の症状を「開張足」というそうです。 また一つ、問題発見です。
以前、 「足の指、伸びてきました・・・」という記事を書きましたが、曲がった足の指が少しのびたくらいで喜んでいる場合ではありませんでした。

横アーチ崩れる開張足とは?


それまでは、単に右足が弱いから変な力が足裏に加わってタコができるだと思っていました。しかし、どうやらもう少し事情は複雑で、開張足では足の横アーチが崩れています
足の裏には、かかとから親指側、かかとから小指側に伸びる2本の縦アーチと、親指付け根と小指付け根の間にある横アーチの3本のアーチがあります。 横アーチが崩れると足の裏の前側が真っ直ぐになり、ペタッ~と広がってしまうというのです。この部分が弱ると、着地の衝撃を吸収する働きが弱くなり、様々な障害を引き起こすといいます。
ひえ~~。

開張足は、緩い靴やハイヒールを履くことが原因となることが多いようです。私もよく緩い靴を履くので、それが原因の一つであるはずですが、なぜ右足だけが開張足になったのかはわかりません。

開張足の対策


開張足の対策としては、まずは生活の中で原因となっているものを取り除くことが必要です。わかりやすいのが靴で、自分の足のサイズに合う靴を履き紐をしっかり締めるというような基本のことが大切です。
女性の場合は、ハイヒールはなるべく履かない。履くだけで横アーチのラインがまっすぐになってしまうそうで、見た目はよいのですが足にはよくないそうです。

また、横アーチを取り戻すには、この部分に並行する足指を動かすことが効果的です。
足指を握りこむ動きがしっかりできて自由に動かせるようなるまで続けて、筋肉を鍛えることで崩れたアーチが治るそうです(症状に個人差があり治らないことももちろんあります)。

この運動としては、タオルを足の指で握りこんでいく「タオルギャザートレーニング」があります。これならばすぐにできるので、今日さっそくやってみましたが、まだまだ先は長そうです。
ずっとやってみても症状が改善しないようでしたら、専門の治療をうける必要もあるでしょう。

開張足は外反母趾などとともに、足の障害だけでなく、肩こりや頭痛の原因になることもあるようです。やっかいですね。
ランニングだけでなく、健康維持のためにも必ず改善しようと心に誓ったのでした。

このところだいぶ寒くなり、週末には寒波がやってくるとテレビやネットのニュースで盛んに報じられています。
週末に極寒のレースが運命づけられている私も便乗して、この件についてすでに記事に書きました。(フロストバイトロードレース2017は厳しそうな予感・・・



普通は精神論で乗り越えるが・・・

ランニングの冬場の練習は寒さとの戦い。続けるためには根性意志が試されます。

しかし、社会人ともなれば中高生の部活と違い、自己責任でランニングを行わねばなりません。
もし、練習で根性を見せて極寒に立ち向かっても、風邪を引いて会社を休むようなことになれば無責任のそしりは免れません。
(根性で走ってしまうようなひとは、どんなに寒くても風邪など引きそうにないですけどね)



●問題解決のための妙案!

あんまり寒いなら家でおとなしくしていればよいのですが、ここのところ付き合いで食べ過ぎてしまい体重が増加しています。体重が増えるとレースでタイムが伸びません(※参照:1kg減で3分短縮?フルマラソン前にどう食べるべきか・・・)。

思案した私は発想の転換を試みました。
ここで必要なのは根性ではなく知性である、と。
そして解決策を考え出しました。その方法はズバリ!

屋内を走る

これです。
つまり、寒くない場所を走ればよいのです。
一休さんのとんちにごまかされたような気分になった方もいらっしゃるかもしれませんが、こうすることで寒さと減量という2つの大きな課題を一度に解決できます。



●厳しい天候で真価を発揮

先ほど実際にジムに行き、トレッドミルに乗って走ってきました。
トレッドミルは単調で少し苦手な部分もありました。しかし、私は大寒波襲来のおかげでその価値を見直すことができました。
ジム内は走ると暑く汗が止まらず大変でしたが、トレッドミルのおかげで極寒に負けず走ることができました。

あとは次の日曜日に、極寒の横田基地でハーフマラソンを頑張って走るだけです。
ただし、レースとは言え、趣味のマラソンで風邪を引いて寝込んでしまうと、無責任のそしりを免れないかもしれませんが・・・



2017年のお正月休みに購入した2足のうちの1足、「ライトレーサー TS5」をご紹介します。

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正確には、「ライトレーサー TS5-wide」。普通のものより、横幅と甲の高さが緩くできています。
私の足は甲高ではありませんが、やや幅が広く、過去に履いたシューズは、脚の小指が当たって靴擦れすることが何度かありましたので、今回はwideを選択しました。


今回の靴選びのポイント

先日ご紹介しましたとおり、この靴を選ぶにあたり考えたポイントは以下の2点になります。

1.軽さ
2.クッション性(フルマラソンを想定)


文化系ランナーの脚では心もとないので、靴に頼る気持ちがありました。裸足で走るランナーもいらっしゃるので
もう少し足を強化すれば、「弘法筆を選ばず」で、どんな靴でも大丈夫なのかもしれません。そんな世界にあこがれてはいますが、現在の私の力ではとても真似できません。文化系レベルですし、ケガをしては元も子もありませんから、ランニングの快適さを求めました。


部活用の練習シューズ!

実はこのシューズ、もう一つ重要なポイントがあります。それは「耐久性」です。
アシックスのサイトでは次のような説明があります。

アッパーの中で摩耗の激しい部分(前足部の内外およびつま先部)に補強パーツを採用し、耐久性を向上。
アウターソールの十字型意匠が、前後左右へのグリップ力を発揮。さまざまな部活トレーニングに対応。
つま先のラバーを巻き上げ、縫い付け加工を行うことで、優れた耐久性を、ミッドソールかかと部には高硬度の素材をU字型に搭載し、走行時に優れた安定性を発揮。

「さまざまな部活トレーニング」とは、実際どんなものかわかりませんが、毎日の2時間くらいはこれを履いて走るというイメージで、若さミナギル中高生が汗でドロドロはになっているような姿が想像されます。
中高生の部活と文化系のおっさんランナーが同じシューズて良いのかと、一瞬イメージのギャップに悩みましたが、中高生もいずれ歳を取りますし、私もかつては運動部で部活トレーニングをしていたこともあるので(剣道部だったので裸足でしたが・・・)、これを購入しました。

ちなみに、価格も中高生向けに抑えているらしいです。(←店員さん情報)


試走の感想

文化系レベルランナーの感想です。
まず、同じアシックスの「ターサージール」比べれば、ソールのクッションは十分にあります。これで走れば、足裏のアーチが落ちてきても衝撃をある程度吸収してくれそうな気がします。(フルマラソンで30km過ぎたら何が起こるかはわかりませんが・・・)

また、ミズノの「イダテン」よりもソールは柔らかいです。「硬い・柔らかい」は各ランナーの好みと思いますので、どちらが良いとは言い切れませんが、走ってみると蹴るときに母指球に体重が乗るような印象を受けました。
足裏のつま先側を使って走る人には、アシックスがよいかもしれません。

部活トレーニング用だけに、キロ4分半以上のペースになった時の足の動作を助けてくれる感じはありませんが、邪魔をする要素もない雰囲気です。その代わり、キロ5分くらいならしっかりと支えてくれそうな頼もしさがあります。実直な感じです(笑)


サイズ問題

今回のシューズを選ぶときに、27.5cmを基準にしました。足形をしっかりと計測したことがないので、実際にこのサイズで良いのかどうなのかわかりませんが、27.5cmから入っていくとまずまずフィットします。

しかし、今回は2足購入した結果、このライトレーサーに関してはやや大きいことがわかりました。「ウェーブ・エンペラーTR-wide」の方がやや小さめだったようでこちらの方が私の足にはサイズが合っています。

お店で試着するときは、何となく落ち着きませんし、店の商品の靴紐をギュウギュウと締めつけて履くのも気が引けますので、緩い感じで試着して選んでしまいます。仮にきつく締めて試着しても、実際に問題が起きるかどうかは42kmを本番ペースで走ってみないことにはわからないので、ある程度「勘」を頼りに選んで、最終的には「運」頼みになってしまいます。

シューズの売り場の人も、大き目が良いという人もいれば、ピッタリじゃないと足が靴の中で動いてしまうからダメという人もいます。ただ、小さすぎると窮屈で履けませんが、大きめなら大は小を兼ねるの発想で履けてしまえるので、売る側も買う側も大きめを選びやすい気はします。



まとめ

そこそこ軽くて、そこそこクッションがあるので、もし良い感じで今の自分の走りに合うのなら、次のフルマラソンで使用することも視野に入れてもう少し使うつもりです。サイズが大きめなので、35kmを過ぎて疲れてフォームが落ちた時にどんな感じになるのかが気になります。

 
  ●ライトレーサーTS5 / TS5-wide

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