なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

2016年01月

最近、足の指が伸びてきました。
といっても、3cmが5cmに成長したというものではなく、マラソンを始めた頃に曲がっていた脚の指が真っ直ぐになったということです。

なぜ曲がっていたかというと、昔は足の指が飾り同然で、全然使っていなかったからです。
しかし、最近足の指が大切だとわかってきました。
「飾りじゃないのよ足指は、はっは~」というやつですね。(←古い。わかる人は同じ世代?)

足の指を使うようになったのは、薄い靴を履くようになったからです。薄い靴を履くようになった動機は、接地の足を踵からではなく足の裏全体にしようと考えたからで、これをフォアフットと言います。実際はつま先着地のことをいうらしいのですが、マラソンの場合、初心者向けの本などを読むと、「走るときは踵から足を下ろす」などと書かれているので、踵着地に対してそれ以外の前の方からの着地をフォアフットというようです。

私については、なぜフォアフットにしたかというと、腸脛靭帯炎を長く患かったこととと足首を傷めたことがあり、脚への衝撃を軽くしたいと考えたから。突然、薄い靴を履くと、ふくらはぎが筋肉痛に襲われますが、慣れると筋肉痛もなくなってきます。そして、そういうことを繰り返しているうちに、次第に足の指も走りに動員されて、エビのように曲がっていた足の指がエビフライのように真っ直ぐになった、というわけです(衣はついてませんけどね)。

足の指が使えるようになると、つま先立ちのときにバランスがよくなります。そして、私は伸びた脚の指を見て、少しだけ野性の感覚を取り戻したように感じました。毎日パソコンやスマホの画面ばかり見ている生活ですから、余計にそういう感覚が新鮮なのかもしれないですね。

皆さまもぜひ、普段は忘れられがちな足指にもご注目ください。

今日はこの冬で一二を争う寒さでしたが、仲間たち誘われたトレランに予定通り参加してきました。

走ったのは静岡県と愛知県の県境に近い湖西連峰。ハイキングコースなどにも使われる初心者でも登れる山々です。

9時半ごろから6人で山を登り、尾根伝いに走るコースを選択。天候は幸いにも快晴でしたが、何しろ風がとても強く、こんなに寒いトレランは初めての経験でした。あまりに寒く、途中休憩を数回入れたものの、立ち止まると汗が冷えて耐え難いため、数分ですぐに出発。空気は澄んでいたためビューポイントでは遠くまで見渡せましたが、体調最優先で景色もそこそこに走り出し、ゴール地点にはこれまで最速の記録で到着。ゴール後の暖かいコーヒーが最高に美味しかった。

自然相手ですから、トレランにはこういうことがしばしばあります。走っている最中は、「何でこんなことやっているのだろうか」、と何度か思うのですが、終わってみると「やっぱり楽しかったなあ」と気持ちが変わることがほとんどです。自分はちょっとMの気があるのかと思わないこともないですが、トレランにまた行こうと思うのは、やはり自然の魅力

文明化された日常から、ちょっと自然に触れるだけで、体のあちこちに刺激を受けます。見るもの、聞くもの、触るものなど、普段とは違いますし、走ったり歩いたりも、大きな岩や木の根を避けることで日常とは違う動きをすることになります。こういうことの繰り返しが、私には心地よいものになっているようです。

前回の記事ですこしご紹介したフロストバイトロードレースですが(※参照「レース前夜、準備は万全? 」)、昨日走ってきました。

朝5時に起きて、早朝の新幹線に乗り、在来線を乗り継いで横田基地に10時前に到着。下の写真のように、フロストバイト恒例の荷物検査を経て入場しました。写真の米軍関係者の皆さんが着ているのは参加賞のトレーナーで、今年はカーキ色でした。今まで水色や赤、紫などありましたが、今年のは軍隊っぽくて気に入っています。

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今年は昨年に続いてあまり寒くもなく、風も無くて走りには最高。その前はけっこう寒かった印象があったのですが、暖冬で印象が変わりそうです。

そして、レースの結果ですが、自己ベストを更新!
記録は1時間33分。横田基地はフラットで高低差はあまりないですし、天候にも恵まれ記録が出やすいコンディションが整っていました。非公認の記録で、距離がちょっと短いような気がしましたが、自己ベストを出したということで良しとします。

現地では、東京の友人らと久しぶりの再会が出来て、楽しい思い出となりました。翌日仕事なので、どこにも寄らずに帰りましたが、短い時間とはいえ充実した時間でした。今回は一人旅でしたが、それもたまにはよいもので、帰りの新幹線ではビールとおつまみを買って一人で祝杯を挙げるという「オジサンランナー旅情編」を楽しむこともできました。
帰宅すると疲れが出て、夜9時には寝てしまいました。良い一日でした。

一泊して翌朝一番の新幹線で帰ろうかとも思いましたが、今朝は東京に雪が積もり交通にも影響が出ていたようですので、すぐに帰って正解。

年々サービスが縮小傾向にあるフロストバイトですが、明るく楽しい米軍の皆さんは健在。アメリカ人の明るさがクセになります。来年も出場!(たぶん!)
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明日はいよいよ横田基地で行われるフロストバイトロードレースに参加します。
昨年は暖かくて走るには少し暑いくらいでしたが、今年はなかなか寒そうです。

今回のレースは非公認のハーフマラソン大会です。陸連公認大会ではないので、距離などが怪しいのですが、フラットなコースで自己ベストが出やすいの狙っていきます(あくまで参考記録となりますが・・・)。

通常、自己ベストを更新しようと意気込むような「勝負レース」は公認大会を選びます。そういう大会に参加するときは、かなり練習を重ねていて、レース前夜はかなり緊張してしまいます。県外の大会に出場し、前泊するような場合は睡眠の環境も変わってしまい寝付けないことも多々あります。隣の部屋がうるさかったりしたら最悪ですね。

明日のレースは、自己ベストを更新を狙いますが、非公認記録で重要度は少し落ちる分だけ気楽です。そのため、緊張感はあまりありませんが、明朝は早起きする必要があり、早起きできるか少し心配しています。

明日の朝は支度する時間はないため、これから万全の支度を整えます。まず、走るときの服装(シューズ、シャツ、パンツ、靴下、帽子など)を準備し、続いて走り終わった後の着替えを確認します。その次に、テーピングやゼリーなどの補助的なアイテムを準備してワンセットつくります。最後に、レースのランとは関係のないゼッケンや参加賞引換券、移動のための電車の切符などを確認します。

これでだいたいOKなのですが、落とし穴が多いのが、新しい何かを用意した時です。人から聞いて新しいサプリメントを買ってみたり、GPS時計を新調したりというときは、前夜に説明書を読んだり、なんだかんだで結構時間がかかってしまい、忘れ物が多くなります。良く忘れるのが引換券の類で、せっかくの参加賞がもらえないということもあります。

大会前日ぎりぎりになって新しいものを準備すると、「大会を走る」という本質的な部分にかかわることがおろそかになることがありますので、お気を付けください。
もっとも、準備をもっと早くしておけば良いだけの話ですが、私は前日にしか準備ができない駄目な人間です・・・

昨年から暖冬がつづく今年の冬でしたが、寒気がやってきて寒くなってきました。
私の住む東海地方は、まだ氷が張るほどではないものの、今までの暖かさから比べると相当寒く感じます。しかも、この地方が風が強くて、心が折れることが多いです。

平日に走るには、仕事前の「朝」か、仕事後の「夜」になると思いますが、私の場合は夜、夕食後に走ることが多いです。
夕食中に、風が窓を揺らして、外ではピューピューと音を立てていると、自然と気持ちが萎えてきて、走る気持ちがなくなってきます。

そんな時にどうするのか?
無理せずにジムに行ってトレッドミル(ルームランナー)で走る手が一つ。しかし、ジムが休みだったりするとこれができませんし、トレッドミルでの走りは外で走るのとは質が違ってしまいます。
やはり外で走る必要がある、となった時は、どうしても気持ちが大切になります。そこで走る気持ちをどう高めるかが問題となります。

気持ちというものは、そのままではうつろいやすく、状況に支配されてしまいます。しかも、一度気持ちが弱くなると、やらない方(走らない方)にどんどんと傾き、そのうちにお腹が痛くなったり、本を読みだしたり、ニュースをみたりして時間が経ってしまい、仕方なく諦める状況に(自ら)追い込まれてしまいます。

そこで、大切なのが普段からのルール作り。
私の場合は、ざっくりと、週末は20㎞以上、平日は火水木のどれかで10㎞以上走ると決めています。怪我・病気以外はこれを守ることを基本として自分のルールとして取り入れています。

結局、性格にもよるとおもいますが、私の場合は根がナマケモノなので、これくらいのルールを作ってやらないと体力や体重を維持できません。性悪説(つまり自分は怠ける生き物であると考える視点)にたち、自分にルールを課してこれを実行しています。もしこのルールを破った時には当然重い罰が待っている・・・ハズなのですが、実はまだ罰がありません。

己を律することの難しさを、寒波の訪れとともに感じることとなるのですが、それを感じられることがマラソンを続ける醍醐味の一つでもある、と言えないことないですね。

寒さに負けずに頑張りましょう!

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