1月3日は箱根駅伝復路の日です。
昨日、箱根駅伝はドラマを求めると書きましたが、今日は復路の7区で2つのドラマありました。 

1つは、トップを走る優勝候補の青山学院の田村選手のスローダウン
脱水でスピードダウンしても、テレビでは1km3分24秒と言っていましたから、私からすればまったくの超人なのですが、それはさておき、この区間の残り5kmほどの田村選手の苦しそうな表情は完全なドラマでした。
脱水だからヘタをすれば命に関わります。田村選手の後ろで車内で見守る原監督は気が気ではなかったでしょう。ここには指導者のドラマが・・・
追走する 早稲田大学の井戸選手もだんたん距離を縮めてくる。田村選手は苦しそうで、完走できるのかどうかもわからない不安な状態。果たして襷はつながるのか!?
かなりドキドキしながらレースを見守りましたが、田村選手は何とか粘って1位を死守して襷をつなぎました。
感動しました!


もうひとつのドラマは、第7区最後の選手となった国士舘の戸澤選手の襷リレー
先頭走者から20分遅れたチームは繰り上げスタートとなりますが、そのリミットまであと数分という状況。襷を受ける本多選手が繰り上げの「予備襷」をかけて8区中継所のスタートラインに立っています。残り500mほどで戸澤選手は母校の襷を外して手に握りしめます。あと少し・・・。残り時間と残りの距離を考えると繰り上げスタートは避けらないことがテレビの視聴者にはわかります。
戸澤選手が襷を渡すために必死で走る姿がテレビに映る。カメラが中継所に変わり、本多選手が「予備襷」でスタート。その数秒後、カーブを曲がって姿を見せた戸澤選手。そこで襷をつなげなかったことを理解したことでしょう。そして、数秒後に襷を握ったままゴール。崩れ落ちる戸澤選手。握られた襷をカメラが映し続ける。完全なドラマでした。 

テレビ的な演出がやや強いと言えないこともないですが、それでも感動してしまうのが箱根駅伝という物語
この後はどんな展開になるのかわかりませんが、各ランナーがそれぞれの走りをして、テレビには映らないドラマを演じていることでしょう。

箱根駅伝に出られるような選手は、大きな物語を演じる神々ですが、私のような文化系ランナーでもマラソン大会にでればプチドラマがあったりします。練習不足で足が痛くなって歩いてしまうのもまたドラマなのだろうか、と考えてしまいましたが、参加しなければそれは起こらないわけですから立派なドラマなのだ、とポジティブに捉えることにしました。

これからもプチドラマを紡いでいくつもりです。