昨日、静岡県袋井市で開催された「袋井クラウンメロンマラソン」に参加しました。
この大会は昨年に続いて2年連続の2回目の参加です。

アップダウンのあるやや厳しいコースですが、エイドステーションには地元名物の「法多山だんご」や饅頭、いちごやバナナ、みかんなど果物も豊富。完走すると、大会名にもなっているクラウンメロンが食べられます。

昨年とは少しコースが変更になりアップダウンもやや和らいだような印象もありますが、山が多い地域なので厳しいコースであることには変わりありません。自己ベストを更新するのは難しいコースですので、今回は去年の記録よりも早くゴールすることを目標としました。

風がやや強かったものの快晴で天気は最高。秋の大会と比べれば気温もぐっと下がり走りやすいコンディションが整いました。(ようやくマラソンシーズン本番ですね)。

アップダウンのきついコースは、下りでガンガン行きたくなるものですが、私のような文系ランナーや初心者はダメージが膝などにきやすいので注意が必要です。

スタート前、どんな走りをしようかと戦略を練りました。
前回を上回るには1kmごとのラップタイムを参考にして調整するよりは、なるべくバテないこと第一に考えました。タイムを上げるのではなく、タイムを落とさない戦略。

レースがスタートすると体調は悪くなさそう。「完走」という最低条件はクリアできそうなので、考えた戦略が通りにレースを展開できるかどうかが課題でした。
下り坂では、周りの人が勢いをつけてどんどん私を抜いていきますが、こちらは我慢、とにかく我慢
上り坂では、今度は周りのペースが落ちてきて私がどんどん抜けるのですが、ペースを上げたくなるのを我慢、とにかく我慢
レース中ずっと、自分にまだ余裕があるのかどうかを自分に問い続けました。

抑え気味で走った結果、30kmを過ぎてもは体がずいぶん楽で我ながら驚きました。
しかし、「35kmの壁」も待っているのでここでも我慢
そして、実際に35km地点に来ると、やはり脚が動かなくなってきて勝手にペースが落ちたので、今度は逆にペースを維持するための我慢、とにかく我慢

残り2kmにある最後の坂も我慢して、なんとか前年より5分ほど早くゴール!

今回は我慢するレースを心掛けて、その結果前年よりよいタイムにたどりつけました。

最初にもっしペースを上げていれば、もしかしたらもっとよいタイムを出せたかもしれません。しかし、仮定の話は当てになりません。現実に得たタイムをもとに、来年また今年の記録を上回れるように、練習や研究を積み重ねたいと思っています。