なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

12月9日(日)、静岡県袋井市で開催された「袋井クラウンメロンマラソン2018」に参加してきました。
この日は、この冬一番の寒さ。それまでかなり暖かかったので、朝の寒さは身にしみました。
写真は会場のエコパスタジアムです。画像が暗くて、寒さがわかりますよね(笑)



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会場到着~スタート

会場到着は7時。冷たい風が吹いていて、体がこわばりました。例年ならどうということもない寒さですが、今年はこれまでにないほどの暖冬。外の練習も少なかったため、寒さに対して身体が慣れていませんでした。

会場到着した私の気持ちを一言でまとめると、「 寒すぎ 」です。

今年も袋井の法多山厄除け団子を注文したかったのですが、団子屋さんの出店がありませんでした。残念!
団子はエイドに用意されていたので、ランナーも皆さんは楽しまれたことでしょう。

スタート時間は9:102時間あったので、参加賞をもらって車でのんびり着替えました。参加者もやってくるのがよく見えます。その向こうには山々。袋井も山が多いのだと気づきました。今さら・・・ 

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スタート~25km

8時45分にトイレに寄ってから整列しに行くと、そこには、すでに、人がいっぱい。
今回は気合いが入っていないので、前に行きたいわけではないのですが、ゆっくりなランナーとペースが合わないのもストレス。
なので、皆さんの間を縫うようにして前に進みました。

会場のエコパスタジアムに入ると、人の群れに隙間ができました。
良さそうな場所に整列して、ホッと一息。
しかし、落ち着く間もなくすぐに号砲。
9時10分、スタート!

幸い気温は低目で、走りやすいコンディション。風は強め、でもなぜか今回はあまり気になりませんでした。


走り込み不足と胃腸不良

今回の問題は、長い距離も坂道もトレーニングをあまりしていなかったことです。練習不足では記録更新も楽しいレースも期待できません。

しかも数日前から仕事のストレスからか胃腸の調子が悪い
だからといって、欠場するほど体調が悪いわけでもない。一応出場した消化試合のようなレース。どうにも気持ちがはいりません。
(そんなレースもありますよね?)

島田大井川マラソンの悪い思い出もあるため、完走できるかさえ心配でした。


相変わらずの坂道の連続

走り出すと、まずコースに驚きました。今回は会場駐車場のワキを抜ける時に車止めブロックがコース上にありました。危険です。
いろいろと事情があるのは理解しますが、そこは通さない方がよいのではないでしょうか?

会場を出ると、いよいよ袋井マラソン名物の「坂道」が始まります。下りの次は上りがあり。坂道好きにはたまらないコース。前半戦はその繰り返しです。とにかく坂をどうクリアしていくかが勝敗を分けることになります。

ペースはキロ5分くらい。ハーフは1時間45分ほどで通過しました。
まあまあかな・・・


25km~ゴール


25kmからの痛み

胃腸の心配があったのでなるべく水分補給は少なめにしようと決めていました。水をとっても一口だけ。お腹と相談です。

そして、23kmにさしかかると左ひざ裏に異変
数週間前から、ちょっと張りを感じていた場所。いや~な予感(笑)

「どうだろうか」と様子をみて少しペースを落としましたが、25kmになるとハッキリと痛みに変わりました。腱か靭帯がやられた模様。うーん、困りました・・・


「先が長すぎる…」ランナーの迷い

地方の大会は係員さんがけっこう少ないですよね。リタイアしたくても人が居ない。居たとしても救護車来てもらえるのかわからない。

私は比較的前の方ですから、制限時間まで余裕もあります。「痛み」と「不安」との戦い。リタイアするのか続けるのか、自分の心に問い続けました。

28km付近で、痛みはハッキリしてきました。もはや普通に走ることは不可能です。
どうする?どうする?どうするオレ!
フルマラソンは自分の内面と向き合う絶好の機会です。



最後まで行け!

ここからは葛藤が続きました。「時々歩いてはゆっくりと走り」の繰り返し。
もう特別に書くことはありません。

何か書くなら、ターサージール5について(前回、こちらの記事で紹介しました)。
サイズがピッタリで靴擦れなどはありません。ここは良かった!
新しいシューズなので、足を痛めて歩いているとソールが「変に減りそう」で心配でした。

35km付近で、一人の男性が係員さんに「リタイアする」と告げていました。
私も便乗しようかと思いましたが、残りはたった7km
そこから「バスや救護車を待つのと、歩いてでもゴールするのではどちらが早いか」を考えて、歩くことにしました。(時々走りましたが)

覚悟が決まれば話は早い。ひたすらゴールを目指しました。
ヘロヘロになって4時間とちょっとでゴール。疲労困憊。


まとめ

今回の敗因は、練習不足と仕事ストレス。そんなレースもあります。

ターサージール5は走りやすかったですよ。(ヒモが短かったですけど)
前半は良い感じで、ソールから硬い音が出ていました。
後半は歩きのため、ソールが減らないか心配でした。

法多山の厄除け団子は、胃腸が心配で食べられませんでしたが、ゴール後のクラウンメロンは美味しかった。

今回の脚の痛みはもしかすると、水分補給がすくなかったので、「脱水」が原因かもしれません。

次のフルマラソンは「静岡マラソン2019」です。
「それまでに何とかできるのか?オレは…」自分と向き合いながら帰路についた私でした。

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久しぶりに新しいランニングシューズを買いました。
ターサージール(TARTHERZEAL)5です。
買ったのは少し前ですが、先日履いてみました。

今回はその感想を簡単に書いてみます。


3度目のターサージール

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過去にターサージールは2足ほど履きました。
確か「2」と「3」です。
(今は「6」がでているようですね)

初めてターサージールを買ったのは、ランニングを始めてまだ2年くらいの頃だったと思います。
なんにもわからずに安かったので買いました
初心者向けの厚底靴(※最近流行りのナイキの厚底ではありません)は意外と高い。
それと比べてもターサージールは、けっこう安く売っていました。

マラソンのレースに出ると、大会によっては会場で靴を売るテントの店があります。
そういうお店が安い!
もちろん型落ちシューズです。
だいたいネットの相場くらいで買えましたが、今はもう少し高いかも。

当時は、フルマラソンを5時間ほどで走っていた頃でした。
なので、まわりのランナー仲間からは「ターサージール履いてるんだねー」というコメントを何度かいただきました(汗)。当時の私のレベルでは、履いてはいけないシューズだったのかもしれません。
たぶん「遅いくせにそんなの履くのは10年早いんだよ」と皆さん思っていたことでしょう(笑)

私の初めてターサージールは、性能ではなく安いから買ったのです。「ターサージール」という名前も知らずに買いました。
今となっては懐かしい思い出・・・

今回は半年くらい前にネットで注文しましたが、ポイントやら何やらで買った価格がかなり安くなりました。元の価格は、8500円ぐらいでした。

ターサージール5を履いてみた

さて、今回3度目のターサージール。番号も進んで「5」なわけですが、まずは見た目
昔はこんな感じの水色はありませんでした。(写真をご覧ください)
少なくとも私が買ったターサージール2を買ったテントの店にはなかったはず。
この水色は少し緑がかっていて明るすぎず、気に入ってます。

そして、足を入れてみました
サイズはこれまでのターサージールと同じ27.5cm。ピッタリでした。
新しい型(型落ちですが)でもサイズ感が変わらないところは助かります。

次は靴ひもを締めていきます。
ひもは素材が変わっていて、滑りやすい感じのナイロンぽいもの。でも、滑らないので、テクノロジーの進化だなあ、と感心しました。

ところが、ひもを通して半分過ぎたときにちょっと嫌な予感が・・・
「もしかして、このひも短くない?」
残りの穴の数に対して、ひもが短い気がしました。
いつも履いているシューズとは違い、残っているヒモが短いのです。

気のせいかもしれないと思いつつヒモを締めていきました。
しかし、やはり、最後に結んでみてもやっぱり短かった!
もしかして素材が伸縮するかと思ってもう一度締め直しましたが、大して変わりありませんでした。

アシックスさん、どうしてこうなったんですか・・・?

短かったのは「2段ハトメ」のせい?

皆さんは靴ひもをどう絞めているのか私はしりません。私の場合、靴ひもは一番上の穴まで使います
そこを使わないならちょうどいい長さかもしれません。しかし、最後の穴を使って輪っかを作って通すとなると話が変わります。

アシックスさんのサイトでも輪っかを作って通す結び方を紹介しています。これを「2段ハトメのシューレーシング」と言うそうです。

私はこの「2段ハトメ」しかしません。シューズを履くときも脱ぐときも面倒ですが、走るときは足がシューズにフィットして中で滑りません
「2段ハトメ」に慣れてしまうともう昔のように普通に結ぶことがてきないのです。

恐らく、「2段ハトメ」をしないなら十分な長さです。しかし、私は「2段ハトメ」派です。
使えるヒモがないかと探しましたが、残念ながら、昔のターサージールは夏に断捨離してしまいました。ヒモだけとっておけば良かった・・・

ターサージール5はヒモが短いです。
蝶結びにコマ結びを重ねて、ほどけるのを防止したいのに、ヒモが短くてできません
とても残念です。

とりあえず軽く走ってみました

短いながらも結べないことはなかったので、「2段ハトメ」で5kmほどジョギングしてみました。
走った感触は、ターサージール「2」「3」とあまり変わりませんでした
しっかりと履き比べれば、違いがわかったかもしれませんが、もう古いシューズはありません。

来年、ハーフマラソンで使ってみますので、その後でご報告したいと思います。
ではまた。

つづく


●ターサージール 
  • Amazon
  • 楽天市場
  • 今年もまた参加しました。ジュビロ磐田マラソン(ハーフ、2018年11月18日開催)です。

    そして今年もまた、私のレースの様子を書いてみたいと思います。

    会場到着

    この日は曇り予報でしたが、思っていたよりも晴れていてまた暑くなる心配がありました。

    会場駐車場到着は7時半。Jリーグのジュビロ磐田の本拠地「ヤマハスタジアム」周辺にはたくさんの駐車場が用意されています。私が到着した後からぞくぞくと車がやってきます。

    今年もまた来たジュビロマラソン。ヤマハスタジアムが何となく感慨深い。

    今回は参加賞に「磐田の銘菓」の詰め合わせが登場。「Tシャツ」、「バスタオル」、「チャリティ」「地元野菜詰め合わせ」につづく5品目。運営の皆さんの工夫がいいですね。
    Tシャツもタオルも家にたまり過ぎていて段ボール箱いっぱいですから・・・

    私はもちろん「銘菓」でした。地元磐田の和菓子と洋菓子、合わせて5点ほど入っていました。

    2つの疲れを引きずっている?

    個人的なことですが、今回のジュビロマラソンは体調が最悪。
    それは2つのことが原因でした。

    まず、先日の「しまだ大井川マラソン」で暑さにやられて以来、胃腸の調子がイマイチ
    次に、1週間ほど前から仕事が忙しくなってしまいストレスで寝不足。

    身体がだるくて、やる気がほとんどありませんでした。
    「ハーフ部門」のスタートは9:20ですが、8:50まで車にいてグダグダしていまい、ようやく降りるとお腹の調子が・・・トイレに行っても何となく胃腸がさえません。

    こんな風ですから、テンションはまったく上がらず。おまけにGPSウォッチも忘れていたことに気づきほとんど放心状態でした。

    棄権しようかとも思いました。しかし、会場でランナー仲間と会って話すうちに、そのまま列に並んでしまいました。

    唯一の救いは、晴れてはいても雲が多く、気温もそんなに上がっていないことでした。

    スタート~12km

    9:20号砲。いよいよハーフマラソンがスタート。GPS時計がないから、計測ボタンを押す必要もない。
    「ああ、楽ちん」
    いやいや、これから21km走るんですから、気持ちはそれほど楽なわけないんですけど。

    スタート直後は、まあまあのペースだったような気がします。
    時計がないから、まわりの人のゼッケンを手掛かりに自分のペースを推測
    うーん、キロ4分半くらいでしょうか。

    2kmくらいまでは、最初の勢いで走っていました。寝不足気味だけど「何とかいけるもしれない」、と。

    しかし、3kmくらいになるとスタートの興奮状態も収まり、自分の体調が理解できるようになってきました。そして、私は何を理解したかといいますと。
    それは、「胃が気持ち悪い・・・」
    ということでした。

    ああ、この気持ち悪さは「島田マラソンのアレと同じだ・・・」(詳しくはこちらを)。
    スタート3kmでまさかアレを味わうこととなるとは思いもよりませんでした。
    そして、だんだんと周りのペースについていけなくなり、ゼッケン300番~800番ぐらいのひと達から500番~1300番くらいになっていきます。

    後ろから来たランナーたちにじわじわと追い抜かれていく。
    「この体調でなければ、きさまらなど蹴散らしてやるのに」などと、心で言いながら自分をふるいたたせました
    しかし、次第に、神様に自分の悪行を懺悔したいような気持になっていきます。
    「なぜ私はこんなに苦しむのでしょうか。神様どうぞお許しください」

    そして、胃のムカムカがかなり増してきたため、さらにペースを落としました。

    途中の7kmのエイドはパス。飲めません。
    11kmのJAメロンもパス。食べられません。

    頭をよぎるのは、リタイアです。

    「もうやめてもいいですか、神様?」

    でも、リタイアしても回収バスがいつ来てくれるのかわかりません。
    午後は仕事する予定があり、のろのろしているわけにはいきません。ペースを落としても完走しようと心に決意。12km地点でした。

    12km~15km

    12kmを過ぎれば、残りは9km。ここから進行方向が南から北に変わります。つまり、スタート地点のスタジアムに帰る方向になるので、心理的に楽になります。

    表示をみる度に1kmずつ、残りの距離が減っていきます。ゴールまでのカウントダウンが始まるのです。

    そして13kmを過ぎたころでした。
    後から息の荒い兄さんがきて、私をぶち抜いて行きました。

    兄さんの息の荒さがすごい。しかも時々ペースを上げてはだんだん下げ、また急に上げてはだんだん下げるという走りを繰り返します。抜くならさっさと抜いて消えてくれればよいのですが、こちらが追いつくとまたペースを上げて、抜き去っていくのです。

    いきなり心理戦を挑まれたのでしょうか?(笑)
    めんどくさい奴だと思いつつ走っていましたが、14kmを過ぎると胃のムカムカがだいぶ落ち着いていることがわかりました。

    兄さんが何度も私を抜き去るので、今度はこちらが抜き去って突き放してやろうという気になってきました。だいたいそんな荒い息でペース上げ下げしてす最後までもつわけがないのです。
    「この兄さんだけは何とか仕留めたい」と思いました。

    15km付近でゼエゼエいう兄さんの横に追いつくと、彼はまたペースを上げました。また前に出るつもりです。
    覚悟を決めた私はここはもう引き下がりません。彼のペースにつき合うことにしました。

    今回は私が食い下がったので彼はもうペースを落としません。同じ速いペースのまま私が並走すると兄さんは明らかにこちらを意識しています。私は表情を変えず、そのままのペースでゼエゼエいう兄さんと並走。

    そして、レースは終盤戦に向かうのでした。

    15km~ゴール

    運命の15km地点。ここから川の堤防になります。

    今年は強風もありません。その代わり、ゼエゼエ兄さんの荒い息づかいが、私が立ち向かう相手となりました。

    彼と並走する私はペースを上げていましたが、そんなに苦しくありません。
    「意外といける???」
    どうやら胃のムカムカが収まっていたのです。
    胃腸がよくなると、もう心配はありません。

    そのままのペースで走りつづけると、ゼエゼエ兄さんの息がさらに荒くなっています。
    しばらくすると、バテてきたらしく遅れがちになってきました。少しずつ後退してはまた私に追いついてくる、ということを数回繰り返し、17km付近で消えていきました。

    ゼエゼエ兄さん、なかなかのチャレンジでした。
    「根性だけは認めてやるぜ。来年また相手になってやるよ」
    そんな気持ちでした。すっかり調子づいてます。
    前半は神さまに祈るほど苦しかったのに、終盤になると自分が神(笑)

    残り4km。ここからは同じペースでどこまで押せるかです。
    途中で抜かれた女の子などもパスして、この後はほとんど抜かれることもなく。
    むしろ終盤でばてたランナーたちを次々にぬいていくことができました。

    そして、19kmを過ぎてジュビロマラソンの名物の最後の登り坂。ここでもそんなにペースが落ちることはありませんでした(それなりにキツイですけど)。

    前回お伝えしましたが、足先と内転筋の神経回路はまだつながっています。両脚のどこにも痛みはありません。10日前に転んだ傷が残っていて、絆創膏がうっとおしいだけ。

    残り1km。周りのランナーもラストスパートをかけているので、私も真似してスパート。
    会場の敷地に入り、最後のあがき。ここからは数人抜いて、最後の直線をダッシュでゴール!

    まとめ

    完走の感想は「無事完走できて良かった」でした。

    記録は1時間36分
    この大会はいつも1時間38分くらいでした。
    序盤で気持ち悪かった割には、悪くない記録です。

    時計なしで頑張ったのがよかったのかもしれません。途中のゼエゼエ兄さんの仕掛けにも、闘志がわいて助けられました。
    しかし何より、今年は気温が低く感じました。暑いのが苦手な私としては助かりました。

    走り終えると、ゼッケンに付いている「いわたおもてなしクーポン券」100円×3枚を使って、イベント会場で唐揚げを食べて帰りました。ハーフマラソンを完走したすぐ後で唐揚げが食べられるほどの回復ぶりです。

    「朝の気持ち悪さは一体何だったのだろうか?」

    こんな疑問を抱きながら会場を後にした私でした。

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