なぜ走る? 文化系レベルランニング

東京マラソン2010にたまたま当選してしまった「読書が趣味」の文化系人間。40代半ばを過ぎた今も、なぜ走り続けているのか? 走ることの意味を問い続ける平凡なランナーが、身体や心理のことからグッズ、レース、書籍のことまで幅広い視点から展開する、一味違うランニングブログです。

3月24日(日)、愛知県豊橋市で開催された「豊橋ハーフマラソン2019」に参加しました。

このレースは今年10回目となる記念大会。私は過去に6回ほど出場しています。今は人気のあるこの大会ですが、2011年の第2回大会ではなかなか人は集まらなかったような・・・

また、正式に公認大会となり距離も正確になりました。非公認の大会は距離がいい加減だったりしますが、正しい距離の公認大会では本当の実力がわかります。正式な記録として扱われることも嬉しい。

地元豊橋市も力を入れているようで、豊橋駅近くの街中で使えるクーポンなどもあります。私もレース後は街にくり出しました!

今回の記事は、そんな「豊橋マラソン2019」のレポートです。


前回レース「静岡マラソン2019」で学んだ「準備」の大切さ

まず、この大会に向けての準備についてです。
これまでは、マラソン大会の準備はおろそかにしがちでした。しかし、前回記事でご報告した通り、準備の大切さというものがわかりました(記事はこちら)。

ところで、昨年までの私にとって、豊橋マラソンの位置づけは、掛川マラソン(フルマラソン)への「つなぎ」でした。例年、私のシーズン最終戦は4月半ばに開催される掛川マラソンです。豊橋マラソンは、静岡マラソンと掛川マラソンの2つのフルマラソンの間にあるレースだったのです。

今年は掛川マラソンは出場できず、豊橋マラソンが今シーズンの最終戦です。なので、今年の豊橋マラソンは自己ベスト更新も視野に入れて、練習に励みました

今回の練習内容

ハーフマラソンについては、フルマラソン用の練習をしていれば、基本的には十分と私は考えています。ペースが速いので、スピードに慣れる必要はありますが、フルマラソンの練習でもスピード練習はしていました。今回は、2月末に静岡マラソンあったので、この豊橋マラソンのための特別な練習はしていません。静岡マラソンの後、一番気をつけたことは、体重を増やさないために毎日走ることでした。

目標タイムは1時間29分切り。今回は公認大会の1時間29分切りは、私にとって大きな価値があります。

レース直前の準備

練習では特別なことをしていませんが、準備は入念に行いました。

まずは、体重管理のために、昼ご飯は少なめにしました。簡単におにぎり一つで済ませることも。
ハーフマラソンではカーボローディングは不要です。前日は脂っこいものを避け。消化のよいものだけを食べるようにしました。

前日の土曜日は、走らず足の疲労回復につとめました。その夜と当日の朝にはアミノバイタルGOLDを飲んでBCAAなどを補給。静岡マラソンでも、前日の夜と当日の朝にアミノバイタルGOLDを飲んで調子が良く、レース翌日は筋肉痛もなく仕事を普通にこなすことができました。だから、今回も同じようにBCAA ローディング(?)しました、笑。レース後の疲れ対策が40代後半ランナーにはとても大切です。

そして、今回のレース直前には、アミノバイタルの「リフレッシュチャージ」ゼリーでダメ押しBCAA。このゼリーもBCAAですが、レモン風味でサッパリしていて飲みやすいです。

また、前夜には天気予報で当日の天気と気温を確認。Tシャツ、短パン、靴下などもそろえておきました。気温が低くなりそうなので、アームウォーマーとミレーの網シャツ(これは夏場のトレランに欠かせない汗対策グッズですが、真冬のマラソンでも着ている暖かい優れものです)も準備しておきました。もちろんファイテンベルトも!

ちなみに今回のシューズは「ウェーブエンペラー」のレース用です(こちらの記事で紹介しました)。森町マラソンでは「ターサージール5」(こちらで紹介)を履きましたが、タイムが良くなかったので、今回は「ウェーブエンペラー」で挑戦です。

そして今回、ハーフマラソンの準備としては初めて取り組んだのがコースの下調べ。大会資料のコースマップとグーグルマップで照らし合わせて、どんなコースなのかをインプットしました。
今年のコースは昨年と同じことがわかったので、昨年のラップタイムを見ながら、タイムが落ちたポイントを確認。ハーフマラソンの準備としては、「やり過ぎ?」と思えるぐらいです。

ここまでやってダメなら仕方ない。仕事でもここまで準備はしません(笑)。仕事はルーチンワークも多く、準備がなくてもできることが多いですから何とかなってしまう。(よくないですね)


準備が整った40代後半ランナーの「豊橋ハーフマラソン2019」の様子

会場到着~スタート

到着は8時。近くのコインパーキングに車を停めて、歩いて会場に行き、参加賞を引き換えました。今回の参加賞のTシャツ。色は「白っぽい緑色」で文字はピンク。色使いが珍しい。

私が持つ過去の豊橋マラソンのTシャツを数えたところ、今年の分を入れて計6枚ありました。2011年の第2回大会の「白」は、私が初参加したときのもの。8年経ってます。時が過ぎる速さに目まいがする40代後半ランナーです(笑)。

豊橋マラソンのTシャツの生地は、他の大会と比べるとけっこう薄い。ペラペラだ、と文句を言う人もいますが、私は着心地が柔らかくて気に入っています。ペラペラですが意外と丈夫。2011年の「白」は今も着ています。

参加賞の受け取りテントの横では、バナナのサービスがあり「そういえば去年ももらったなあ」と前年のことを思い出しました。記憶がだんだん悪くなってきてます(笑)。

参加賞をもらった後は車まで戻ってゆっくりと着替え。風が強くて外はで待つのは寒そうなので、整列締め切り時間9:50の10分前に整列しました。

風は強いものの、真冬とは違い、日差しが暖かい。集団の中で風をしのいで、号砲を待ちました。


スタート~7km

スタート時間は10:00。
体調は良好で、疲れも痛みも無し。直前にアミノバイタルのゼリーを半分ほど飲み、残りはポケットに。

スタート位置の太い2本の柱の上に、一抱えほどの大きな白い風船が半分ほど頭を出しているのが見えました。変わったデザインでした。

10:00号砲
この時、柱の上の大風船が割れて、中から赤や黄色の小さな風船が舞い上がりました。10回大会の粋な演出!

スタート時、私の位置は最前列から15mくらい後ろ。Aブロックとはいえ、スタート直後は混雑して、自分のペースでは進めません。競技場を出てコースが狭くなる公園の遊歩道では、転ばないように気をつけました。

混雑は道路に出ると解消。ここからが本番です。

最初の1km、2kmのラップタイムはキロ4:15。目標タイムの1時間29分を切るには、平均でキロ4:12~13が必要です。やや遅めのペースですが、今回はネガティブ・スプリットで後半から上げていく作戦。気持ちにも余裕があります。

2km地点手前には、路面電車の線路わきを走り、3km地点には小川沿いの桜並木を駆け抜けます。残念ながら今年は桜が咲いていませんでしたが、昨年は咲いていたことを思い出しました。その場に来ないと思い出せない・・・。

5kmの給水ポイントでスポーツドリンクをとりました。ここは「遊歩公園」を挟んだ折り返しコース。ここも桜並木が印象的なポイントですが、当然ここも開花していません。

この大会にはすでに6回も出ているため、スタートからこの公園の折り返しまでは、何となく記憶が残っています。(だから思い出すことができるのです!)
しかし、ここを過ぎると印象に残りにくい光景が続きます。40代後半ランナーには記憶が曖昧ですが、前日グーグルマップで学習していたため、要所要所は見当がついていました。

7km~14km

7kmからは北上します。住宅が多いバス通り。

周囲のランナーも7kmくらいになると固定してきました。前方に女子が一人いて、このペースなら女子としてはかなり上位ではないでしょうか。

今回、(私がレース中に勝手に選んで)ペースメーカーになっていただいたのは、小柄な茶色Tシャツの男性。森町マラソンと静岡マラソンで出会った小柄な男性に後姿が似ていたので、何となくついて行きたくなりました。
今回のこの小柄な男性のペースは、だいたいキロ4:15くらいで私にはちょうどいい。「よろしくお願いします」と心の中で。

10kmのエイドでは、スポーツドリンクを給水。疲れや痛みはありません。
もうすぐ半分、そろそろペースを上げる時期なので、給水で遅くなったのを立て直しつつ少しだけスピードを上げてみました。何とか行けそう!

ところが、すぐ先の田園地帯に差し掛かると、強烈な風! 強烈すぎる!!

この風は静岡マラソンの150号線の比ではありません。コースが西向きになると完全な向かい風で、真っ直ぐに進んでいるのに押し返されそう。

しかも、私の後ろにピッタリとくっつくヤツがいて、ちょっと気になりました。しかし、ここで腹を立ててペースを乱しては自分の負け。平常心、平常心。ここが40代後半の貫禄です(笑)。

しばらくして、コースの進行方向が変わり、横風になるとその男は私を抜いて行ったので、ちょっと悔しい思いがありましたが、まあ気にしても仕方がないので、自分の走りに集中。(前のランナーの風よけの効果ってあるんですかね?私レベルのスピードではあまり意味がなさそうな気もしますが・・・)

こうしてペースを上げたものの、向かい風で失速、あとは横風や向かい風で、少し持ち直したりまた落ちたり。13kmを過ぎて堤防沿いに来てからは風との戦いでした。


14km~18km

14kmを通過してレースの2/3が終了。残り7kmとなりました。強風でやられたランナーが多く、まわりでは少しずつ脱落していきます。ペースメーカーとして後方から私が見ていた小柄なランナーも脱落しました。川沿いを下るということは、道も下っているはずで本来なら楽になるはずなのに、風が強すぎて全然楽にならない

そんな中、15~16kmの2kmほどは堤防を降りて風が弱まりました。体に力が戻り、ペースはキロ4:10に。少し離されたものの、頑張る女子の姿も見えました。まだまだ行ける!ネガティブ・スプリット!

17km手前には登り坂があり、ここもまた大変。しかし、ここを過ぎれば、もう坂はありません。ここからラストスパートと行きたいところ。


18km~FINISH

しかし、18km地点からは堤防がつづき、とてつもなく強い風が襲ってきました。前の女子は体重が軽いでしょうから風の影響も大きいはずですが、落ちてきません。日本の女子は強い!

完全な向かい風が、川の向こうから勢いを増して吹いてきます。我慢、我慢。ひたすら我慢。19km地点のラップタイムは4:30。ペースを上げているはずなのに落ちています。ゼエゼエ・・・(息です)

しばらくして、堤防が終わってようやく風が弱まり、20kmからは恒例の全力疾走。ゼエゼエ、ハアハア(この呼吸続く)。 強風がなくなって走りやすいものの、すでに堤防で体力が使ってしまい、ペースはキロ4:10。これ以上上がりません。

そのままのペースで競技場が見えてきたとき、前の女子が落ちてきました。最後の追い込みのスピード勝負では女子は男子と比べて不利ですね。でも速いです。

そして、競技場に入って全力疾走。何とか一人抜いてゴール!

タイムは1時間29分29秒。

残念ながら、1時間29分は切れませんでした。
しかし、もしこの強風がなかったなら、おそらく目標には届いたことでしょう。タラレバの話はしても意味ないですけどね。


まとめ:40代後半でもまだまだ成長できます!

静岡マラソン2019に引き続き、入念に準備して挑んだ豊橋ハーフマラソン2019。コースの下調べについては、コースを事前にある程度把握していると走りやすいことがわかりました。ペースの上げ下げなど、事前に対応できるからです。コースの難所を知っておけば、その前に無理して疲れてしまうような事態を避けられます。

BCAAを前夜寝る前と、当日朝起きてから飲みました。その効果と思いますが、回復力がよく、疲れがほとんど残りませんでした。40歳代以降の中高年ランナーだけでなく、20代のランナーにもお勧めします。

今回も忘れ物がなかったのも良かった。時計を忘れたりすると、レースに集中できなくなる可能性もあります。

シューズは、ウェーブエンペラーでしたが、とても走りやすかった。私としてはハーフでは、ターサージールよりも走りやすく感じています。

とにかく、今回は強風に翻弄されたレースでしたが、40代も後半にして、昨年を上回る記録でゴールできたことはかなりの収穫でした。

40代後半からでも、まだまだ成長の余地はあります。中高年の皆さん頑張りましょう!



ちなみに、2011年のコースはこちらになります。最後の方がけっこう変わりましたね。

2019年2月24日、アップダウンが少ない高速コースの「静岡マラソン2019」(静岡市)に挑戦してきました!

静岡マラソンは今年で3回目。初参加の3年前には、当時の自己ベストを出した縁起のいいコースです。
今回も当然、今シーズンの勝負レースとして自己ベスト更新を狙いました。

40代も後半を迎えまして

ところで、私はもう40代も後半です。このブログも細々と続けてもう3年。人生に3歳追加で、40代半ばから40代後半へ。50歳が視界をとらえ始め、見える世界も違ってきています。

50歳が見えてくると、プライベートや仕事で大きな変化があります。昨年はなかなか忙しい1年でした。大きな変化といっても、子どもの受験や転勤、大病を患った友人たちと比べれば、私などはマシな方かもしれません。ですが、変化の時期は練習時間がとりづらいものです。

まあ、マラソンをやめても死ぬわけでもないですし、仕事や家庭の都合で趣味の時間が削られるのは当たり前のこと。そうは言っても、たかが趣味されど趣味。自己ベスト更新の達成感を味わいたいという欲はいつもどこかにあるのですな。結果が数字でハッキリわかる趣味。やりがいはありますが、良い面も悪い面もあります。

今大会に向けての練習は「やや不足」

このレースに向けては昨年12月からの練習を開始。正直なところ、開始が遅かった・・・
秋口は忙しくて練習時間が取れなかったからです。

昨年11月の 島田マラソン(記事はこちら)とジュビロ磐田マラソン(記事はこちら)では、どうも体調がイマイチでした。あまり練習する気になれず、12月に入り「さすがにこれはまずい」と、ようやく30km走などを始めたという駄目なスタート。

年が明けて、静岡マラソンの3週間前、練習の成果を知る機会となったのが、森町ロードレース(ハーフ、記事はコチラ)。結果は昨年よりも1分遅いタイム。全力で走ったレースで昨年よりも1分も遅い... 自己ベスト更新は、いくら高速コースの静岡マラソンでも難しいかと暗雲が漂いました。

唯一の希望は、この一年取り組んできたフォームの改善。マラソンを始めて今年で10年目。足首、膝、腰など、痛みが出るたびにフォームを改良をしてきました。距離の長いフルマラソンなら、ロスの少ないフォームが効くはず!と、練習以上の成果が残せるのではないかという自分勝手な妄想もいだきました(笑)

40代後半の「静岡マラソン2019」

静岡マラソンはスタート時刻は8:20。9時スタートのレースが多い中で40分早い。当然、起きる時間もいつもよりも40分早くて、しんどくなります。前夜は10時ごろ床に入り、起きたのは4:00。40代後半の身には、なかなかシンドイ(年齢は無関係??)。

会場入りは6:45。男子更衣室の市民会館で着替えとトイレを済ませ、7:35に荷物預け。荷物預けの締め切りが7:45ですから、もたもたしていると間に合いません。締め切り時間を過ぎても荷物袋をもって歩くランナーを何人か見かけましたが、どうなったのか?気になります。

整列の締め切り時間は8:00。もし遅れれば最後尾のブロック。なんとしても時間内入らねばなりません。最後のトイレを済ませて、7:55にAスタートブロックに並びました。

今回の静岡マラソンではAブロックに入るためには申し込み時に記録証の写真を送る必要がありました。知らずに送らなかった仲間の一人は、サブスリーランナーなのにBブロックになり、文句をブーブー。申し込み時からすでにレースは始まっているんですよ。ふふふ。

マラソン人生で初めてしっかりと準備したレース

今回は私自身の初の試みとして、大会準備は入念に行いました。いよいよ50歳が見えてきたので成長しないといけません(笑)。

これまでのレース準備はテキトー
で、その辺でもらった試供品や家に残っていたサプリを飲んだり。ゼッケンとチップ、シューズなど最低限の物だけは忘れないというスタイルだったので、時計を忘れることさえありました。

しかし今回は違います。

装備やサプリや睡眠など、できるかぎりの細かい準備をして本番に臨みました。練習が不足した分だけ、準備には時間をかけました。1か前から買物をして、当日朝は装備がすべてを完ぺき。ファイテンのシールをツボに貼り、テープも巻くなど、すべて予定通り。

朝、サプリをとる順番も決めた通りにしました。スタート前にサプリを2本。一つはアミノバイタルの赤いゼリー、もう一つはバームの黒いゼリー。コンセプトが違う(らしい)2つのゼリー。効きそうです。

唯一計画通りにできなかったのがトイレ。計算できず、朝のトイレには難あり。こればかりは当日朝の体調と相談するしかないようです。

そして、いよいよ本番。

私のレース模様 in 「静岡マラソン2019」


整列後、スタート前のいろいろ

この日の静岡市の気温は最低が3.9℃、最高が14.2℃。暖かく、半袖だけてアームウォーマーは必要なし。しかし、スタート前は楽でも、スタート後に暑くなると大変になります。私は暑さに弱く、大量に汗をかくので脱水になりやすい。少し不安がありました。

今年のゲストは増田明美さん
アナウンサーのような声と発音で、スタート前のランナーを得意の喋りで盛り上げていました。彼女が昔マラソンランナーだったということは、もはやどうでもいい。とにかくマラソン解説者としては日本ナンバーワンです。

今年もまた、タレントの勝俣州和さんが参加。壇上で「イチゴを食べたことないから速いランナーは残しておいてくれ」と熱弁していました。去年も同じこと言っていたような気がします。

そして、今回はもうすぐプロになる公務員ランナーの川内選手が参加ということで、静岡マラソンはいつになく盛り上がりました。川内選手は世界中で走る様子がテレビで放映されます。有名人が参加すると、それだけで嬉しいものです。特に、地方の大会では大都市の大会と比べると有名人の参加は少ないので、私も嬉しくなりました。

今回の目標と戦略

私の目標は3時間15分切り。キロ4:35で行けば、3時間13分24秒でゴールできる計算になります。イーブンで行きたいところですが、少しでも前半に貯金をためておきたいところ。今回のレースは、最初はキロ4:25で入ることにしました。

スタート~10km

8:20号砲。今回は身体が軽い。サプリが効いたのかも? 体調については、直前の調整が非常にうまくいったと思いました。しかし、油断はできません。3週前の「森町ロードレース」でも最初は身体は軽かったのです。にもかかわらず、結果は去年よりも1分遅かった。

序盤は、プラン通りにスタートからキロ4:25のペース。5km地点で森町ロードレースで見かけた小柄な男性が後ろからやってきて私の前に来ました。この「森町で私を抜いていった人」は、3週間前に余裕で私を突き放していきました。この男性はキロ4:25では余裕がありそうです。一方の私は失速することを想定した速目のペース。いずれ離されると思いつつ、しばらく目標とさせていただきました。

10km~21km

10km付近になると、このペースでは40kmは持たないことがわかってきたので、少し抑えました。やはり森町の男性は私よりも数段上。さようなら、森町の男性。

ということで、次の相棒さがし。キョロキョロ様子を見ながら走ると、「おお!」。ちょうど女性ランナーが通りがかりました。安倍川堤防で運命の出会い。14kmくらいだったと思います。

女性は大体マイペースで、急に崩れることは少ない。だから、ペースを合わせるのにはとても良いです。ストーカーではありませんが、やや後ろの位置に着かせてもらいました。ペースはだいたいキロ4:29。理想的です。

18kmで橋を渡り、川の向こう側に行きます。相変わらず女性の後ろ姿を視界に捉え、ペースは大体同じ。

21km~35km

ハーフ地点の記録は1時間35分。だいたいこんなものです。もしこのまま行けるとしたら、3時間10分(単純に2倍、笑)ですが、ここからはたぶん落ちていくのみです。

22km地点は安倍川堤防沿いが終わります。ここにエイドがありその後は、静岡マラソン名物ともいえる長い長い国道150号線の直線が始まります。このエイドで女性がサプリを摂ったので私も何となく真似して、サプリを飲みました。「周りのランナーに学べ」の精神。40代後半は謙虚です(笑)

150号線に入るときにがあります。本大会唯一と言える坂。無心で登ります。ここでは足に力があり、まだ元気でした。

しかし、直後にある新たに開通したバイパスが難関でした。長いカーブには横の傾斜がついていて、体が斜めになってしまいます。何百メートルも傾いて走るので、脚にきました。バランスが崩れた様子で、足の張りは2kmくらい続きました。しかし、24kmのこの地点ではまだまだ元気。
⚫150号線というフラットな直線が難関
さあ、ここからいよいよ一番の難所、150号線のストレート。延々と真っ直ぐに殺風景な景色が続きます。坂は肉体的に厳しいが、この10kmの直線は精神的に苦しい。
この直線を乗り切るコツはズバリ、無心です。体力は落ちても40代後半の円熟した精神力を発揮したい。

ここではもうひとつポイントがあります。それは、海風。向かい風が強くてペースが落ちます。ただし暑さが苦手な私としては、風が涼しく感じたため、向かい風の抵抗よりは、涼しさのメリットを感じました。「涼しくて気持ち良かった」とレース後に友達に話したところ、変な顔されました。

そして、30km過ぎにレースが動いた(大げさですみません)。今までペースを同じくしていた女性ランナーが失速してしまい、仕方なく抜いていくことになりました。ペースはそれまでにキロ4:40くらいまで落ち込んでいましたが、女性それよりも落ちました。ここで、とっておきのスズメバチのエキスか何かが入ったサプリ「ベスパ」を摂りました。やや体が軽くなったので少しだけペースアップ。

しかし、ここからの走り方が難しくなりました。ペース速いのか遅いのかわからなくなり、どのランナーについていけばよいのかわかりません。歩いているランナーもちらほら。

35km~ゴール

35kmになり、ようやく長い150号線も終わり。ここからはすこし折り返して北上します。この地点は、昨年と一部コースが変わり、上り坂が無くなって気分は楽。

しかし、北上を始めると、どういうわけか、体が言うことを効かなくなってきました(本当は理由はわかってます。疲労です、笑)。ペースはキロ4:53。もはやベスト更新は難しそう。どう考えても、それ以上は速く走れそうもないのです。体が動かない・・・

38km地点エイドで給水するも、胃が水分を受け付けない感じです。ここからは一気にペースが落ちてキロ6分近くになりました。身体が全然動きません。たぶん脱水だったのでしょう。

40kmを過ぎる。もはやベストなどは望むべくもなく・・・。やがて、一時後ろを走らせてもらったあの女性が苦しそうな足取りで私を抜いていきました。全然追いつけない。無念。

ゴール手前。明らかに脱水症状でふらふらしている男性がいましたが、その人にも追いつけない。 友達が何人か応援に来てくれていましたが、後で聞いたところ、「歩幅が短くて面白かった」そうです。

ヨチヨチ歩きのような走り。うしろからどんどん抜かれ、抜かれつつゴールしました。

記録は3時間21分(ネットタイム)

まとめ:やはり入念な準備だけでは練習不足は補えないです

全力を出し切りました。ゴール後は小さいスポーツドリンクとみかんをもらいましたが、腰を下ろすとしばらく動けませんでした。
自己ベスト更新はなりませんでした。練習不足。もう1ヵ月早く練習を始めることができていたなら・・・
入念に準備したレースでしたが、練習不足は補えないことが判明。サプリやテーピング、小手先のフォーム改善だけでは、レース本番で良い結果は残せないようです。

勝負レースの「静岡マラソン2019」で自己ベスト更新ならず。今シーズンのフルマラソンは終了しました。仲間の何人かはベストを更新していたので、条件はよかったのでしょう。

来シーズンは、私の人生もっと忙しくなっていそうです。自己ベスト更新はおろか、参加できるかもわかりません。

人生はタイミングです。もし、来年も静岡マラソンに出られるとしたら、それだけでうれしいことです。ランニングは続けていくつもりですので、自己ベスト更新とは違った目標を見つけて、走り続けたいものです。


ややタイトルがあれなので、私が「台北マラソン」に出たと思う人があるかもしれませんが、違います

今年の冬休み、台湾に観光に行ってきました。そして台湾の首都台北を走りました。

台北は治安もいいし、掃除が行き届いてきれいで観光にはもってこい。だから、街を走ってみたくなり、実際に走ったのです。

今回はその様子をご報告です。

走ると街が見える

まず街ランニングについて書きますと、私は走るのが好きなので旅行をするとけっこう走ります。

旅行すると、大抵はその土地の料理をよく食べるもの。ついつい食べ過ぎてしまい、結果は体重増加。運動しなければ太ってしまいます。
ランニングはそんな時の救世主。運動と観光が一緒にできるのです!

一方、走ると、その街がよく見えます
もちろん歩いても見えますが、歩くと移動に時間がかかります。
自転車でももちろん街が見えますが、レンタサイクルがいつもあるわけではない。
車でも見えますが、街の空気感のようなものが感じられません。

ランニングは効率よく街を見ることができ、空気を感じられるのです。

私の装備は?

シューズはニューバランスのミニマス(MINIMUS)。ビブラムソールの軽量薄型です。

旅行に持っていくには非常によいシューズです。 ただし薄底なので注意が必要。ふだん厚めのシューズで走っている方でカカト着地している場合は足を痛めてしまうかもしれません。これを履く場合すこしフォアフットの練習が必要かと思います。

これにウエストポーチをつけて、スマホを入れていきました。スマホは写真撮影用です。


この時季の台湾は冬ですので、ある程度寒いですが、日本の11月といった感じでした。天気はずっと曇りでやや肌寒いものの、たまに晴れるとTシャツ1枚で十分。そんな気候でした。暑ければ、ザックで水分を持つ必要がありますが、今回はウエストポーチのみ。だいたい1時間から1時間半くらいと思い、軽装です。

朝の台北ランニング、やってみました

この日は平日の朝9時よりスタートしました。ホテルを出てGPSをセット。中心街から、南に向かいました。今回走ったコースはこんな感じです。

190109_台北ランニング

始めて訪れた海外の土地を走るのは少し勇気が要ります。
走る前にその街の治安については、良く調べておくべきです。
私が事前に調べた範囲では台北という都市は「極めて安全」ということでした。観光で実際に歩いてみても治安の悪さは全く感じませんでしたし、まあ大丈夫かな、と。
とくに、自動車などの運転マナーなどについては、各国で違うはず。運転が荒い街では、ぼけっとしていると交通事故に遭ってしまいますので注意が必要ですね。


台北を走って見えたもの

走った日の台北の天気は曇り。
台北はこの時期でも晴れると一気に暑くなるので、走りたい気持ちが無くなると思います。水分補給やら日焼け止めやら面倒です。
今回は走りながら、スマホでけっこう写真を撮りました。時々足を止めて、気になったものや風景を撮る。観光地に行くと観光名所を一生懸命撮ったりしますが、ランニングは何気ない街の雰囲気を撮るのによいです。
そんな風に撮った写真がこんな感じでした。詳しい説明はしませんので、気が向いたら見てください。(キャプションは省略です)

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台北ランで一番記憶に残ったのが、バイクの群れ。バイク通勤がすごいのです。バイクは日本よりも断然多いですが、それには台北には台北の事情があるのでしょう。駐車場がないとか、電車が少ないとか、でしょうね。
それにしても、ちょっと多すぎw

ランナーの皆さん、旅行先でのランニング、いいですよ!ぜひ!

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